ペン森通信
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1人のおんなから大勢のおんなを見る
 作家の故開高健さんが「哲学的な質問やけどな」と前置きし、身を乗り出してきた。「きみは1人のおんなから大勢のおんなを見るか。大勢のおんなから1人のおんなを見るか」。どっちやねん?
 要するに女性は1人でも大勢でも独特の普遍性をもっている。その真実をどの角度から知ろうとするか、という開高さんらしい諧謔的な問いかけだった。
 ぼくは答えた「せっかくですが、どちらでもありません」
「うん、なにぃ。目の前におんながおるんやで、見ないでどうするんや」「もちろん見ますよ。ただ、大勢のおんなから大勢ののおんなをぼくは見るんです」
「そりゃきみ、哲学やない。哲学やのうて、単なるすけべ。きみはいったい何人おんながおったら気がすむんや」
 たしかに1人から大勢、大勢から1人という開高さんの哲学は女性経験は積まぬとも、結婚生活が長ければ、なんとなく意味がわかる。非常に含蓄がある。離婚せず結婚をつづける男性は妻という1人のおんなを通して大勢のおんなと接しているのである。
 統計によると、最近の離婚件数は年間26万組。かなりの数だ。このうち相当数の夫は妻の奥に多数のいやなおんなを見て、たまらなくなったのかもしらんなあ。開高さんは妻(詩人の故牧羊子)が好きじゃなかったようだから、あんな質問が頭に浮かんだのかもよ。
 さてこれから結婚する男性諸君、大勢の候補から1人のおんなを選んでも、1人から大勢を見ることになるんだよ。その大勢は共通して「おんな」なんだぜ。怖いのお。
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この記事に対するコメント

「1人から大勢、大勢から1人のどちらか」と聞かれたら、自分はやはり後者だと思います。そんなことだから、上手く事が進まないのかもしれません。

だからと言って、結婚する前から「1人から大勢」をみてしまうのも、他の人の良いところを見落としてしまう気がします。

結局どちらが良いのかわからないままです。そもそもどっちつかずで優柔不断な態度をとっていることが問題なのかもしれません。

悩みは尽きそうもないです。
【2007/06/25 19:27】 URL | らっしー #- [ 編集]


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