ペン森通信
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卒業する20期生に渡す記念本リスト
 27日日曜日の20期生卒業式で卒業生にプレゼントする本が出そろった。たいていはぼくがすでに読んだ本の文庫版や新書である。以下その本たちのリストを順不同で。① 『絶倫食』(新潮文庫/小泉武夫)食の冒険家、小泉教授の強精強壮媚薬ウンチク集。20期生には必要ないだろうが、ぼくには無用だった。② 『漂流』(新潮文庫/吉村昭)江戸期土佐の船乗りが絶海の孤島に漂着した。ただ1人12年後に生還する。諦めない生存術。

 ③『村上朝日堂』(新潮文庫/村上春樹・安西水丸)ご存じ村上文章・安西イラストほんわかコンビによるとぼけた味わいのエッセイ集。④『兵士は起つ』(新潮文庫/杉山隆男)
3・11で決死救助活動をした自衛隊員の緊迫と感動のノンフィクション。⑤『安倍政権にひれ伏す日本のメディア』(双葉新書/マーティン・ファクラー)前NYタイムズ東京支局長の目に映った第二次安倍政権下における日本メディアのポチ化現象。記者もだめだぞ。

 ⑥『砂の女』(‘新潮文庫/安部公房)20数カ国語に翻訳されたサスペンスフルな名作。⑦『新・戦争論』(文春新書/池上彰・佐藤優)日本の知的怪物が論じる世界の修羅場。⑧『さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記』(新潮文庫/井伏鱒二)井伏が30代に書き継いだ空想の労作と直木賞受賞の記録文学。⑨『八人との対話』(文春文庫/司馬遼太郎)司馬が各界の碩学と語る教養が豊かになる対談集。相手は山本七平、丸谷才一、立花隆など。

⑩『女流阿房列車』(新潮文庫/酒井順子)「負け犬の遠吠え」で知られファンの多い鉄子の鉄道エッセイ⑪『世界ぐるっと肉食紀行』(新潮文庫/西川治)写真も楽しい民族と牛豚鶏の肉食文化と酒・旅。⑫『小泉純一郎独白』(文春新書/常井健一)常井からはがきが来た。ぼくのサークルの後輩だった。進次郎の演説講演を300回聞いて回ったという。ペン森生も見習うべき。週刊文春に載ったのを新書化した説得力ある原発ゼロ論に賛成です。

⑬『蠅の帝国』(新潮文庫/帚木蓬生)過酷な状況下で任務を遂行した軍医たちのドキュメンタリー。凄惨な場面の多い日本医療小説大賞受賞作。⑭『誘拐』(ちくま文庫/本田靖春)吉展ちゃん事件で知られる事件ノンフィクッション。アメリカの『冷血』以上だ。吉展ちゃんと血のつながりのある20期生がペン森にいた。⑮『昭和史裁判』(文春文庫/半藤一利・加藤陽子)昭和史研究のトップをなす2人が70年前のリーダーを俎上に載せる。

⑯『日本百名山』(新潮文庫/深田久弥)土日を使って100名山を踏破した商社広報マンを知っている。ペン森を卒業してもやればできるぜ。⑰『無私の日本人』(文春文庫/磯田道史)『武士の家計簿』を著した著者が歴史に埋もれた不出世の3人を取り上げて幸福とはなにかを問いかける。⑱『蒼き狼』(新潮文庫/井上靖)モンゴル成吉思汗の65年の生涯を描く壮大な叙事詩。井上は同じ社の後輩記者ぼくを昔から知っているかのように遇した。

この18冊の中でぼくが好きなのは『蒼き狼』『さざなみ軍記』『誘拐』『漂流』だ。いずれも数回読んだ。まだ読んでないが手元に足りない場合の予備としてあるのは『子どもの貧困』(岩波文庫/安部彩)、『東京震災記』(河出文庫/田山花袋)。『東京震災記』の解説は石川光太。石川の『遺体』(新潮文庫)もリストに入れたかったが、見つからなかった。

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