ペン森通信
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いまこそチャップリンいでよ
「保育園落ちた日本死ね!!」というネット投稿を新聞がいつ取り上げるか注目していた。本日3月9日の朝日は政府が対策に本腰を入れはじめた、という政治ネタで紹介していた。この投稿はテレ朝のモーニングショーで2回登場したのでぼくも知っている。ぼくは新聞を広げながらNHK朝ドラのAKB48の主題歌を聴く。聴いてすぐテレ朝に切り替えるので、この投稿のことは新聞記事になると思ってきた。

たしかに「1億聡活躍社会と言うけれど、これじゃ子どもの面倒を見るため会社を辞めなきゃならない。活躍できねぇじゃねぇか」と投稿者の嘆くとおりだ。1億聡活躍なんてできっこしないことを平気で言うスローガン総理の口約束を信じているひとはいないだろう。アベノミクスの成長戦略では女性の出産・子育ての負担を減らして待機児童の受け皿を増やして離職率を減少させ、女性の活躍を促進する、と謳っている。

投稿は怒りに満ちている。どこへ持ち込めがいいのかはけ口のない女性がホンネの憤懣を漏らしたのだろう。言葉は乱暴だが、この言葉にも共感したひとは多かったにちがいない。不安、矛盾、格差などの不満の怒りをぶちまけるのとはわけがちがう。これは解決の絶望的な投稿だ。きのうの毎日夕刊が「安倍首相すぐキレるワケ」という特集ワイドを組んでいた。その手法は過激発言のトランプと共通点がある、と学者が指摘している。

 その学者、明治学院大の教授、川上和久によると政治家が感情的に攻撃すると、日常的に不安や不満を抱えている有権者は自分と一緒に怒ってくれたと共感を覚える、という。支持政党の固まってないひとにはより効果的らしい。ましてや安倍の標的は民主党である。民主党のダメさ加減はまだみんな記憶している。「たしかにそのとおりだ」と民主党叩きに共感する。ぼくも民主党叩きには聞く耳をもつが、安倍の尻馬には乗らない。

 トランプに似ているというのはけだし至言だ。攻撃的、不寛容、差別的なところが似ている。今週の作文課題には「米大統領選トランプ現象に思う」という題もある。いまのところ書いたのは1人だけ。なにか思っているはずだが、ほとんどが敬遠して避ける。本人の価値観におおいに関係するので書かないのではなく、書けないのだ。アメリカという他国とはいえ、安倍がしっぽを振ってポチになっている国だ。なにか考えてほしいよ。

 保育園に落選したという投稿はペン森5期生のFBにもあった。いまやネットが情報のピッチャーである。週刊文春も大ピッチャーだが、ネット情報は新聞をしのぐのではないか。ピッチャーが投げた球を内外野手がぐるぐる回しているだけという印象を受ける。「保育園おちた」の投稿はもっと早く新聞が話題にすべきだった。新聞は大衆感覚と言うか、感度が鈍すぎる。これじゃ、読者が離れてゆくばかりだ。

 トランプ現象のアメリカにしろ、安倍の支持率が大して下がらないのはなにかの兆候のはじまりではなかろうか。ヒトラーはあれよあれよと見る間に独裁者になった。独裁者になる前にチャップリンは映画『独裁者』をつくって、世界に警告した。チャップリンいでよ、と叫びたい。

 




スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://penmori2007.blog108.fc2.com/tb.php/772-be1af52a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

瀬下先生

Author:瀬下先生
FC2ブログへようこそ!





最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。