ペン森通信
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異端児、変わり者来たれ
 25日の月曜日に更新した今週の作文課題は「SNSの功罪」「パートナー」「妥協」である。毎週月曜日に3題ずつ更新しているが、題を考えるのはけっこう楽だ。題はほとんど無尽蔵だからである。昔は「川」と「道」とか人生に託して書く題が定番だったが、近年各社工夫して独自性を出すようになった。昔どおり抽象的な題を出すのは共同通信と毎日だけとなった。朝日や読売は「偽装」とか「原子力」とか限定された題を出してくる。

どっちにしろ、時事的な問題が背景にある。時事問題にヒントを得て出題しているからだ。若者や片親家庭の貧困を絡めると「憲法25条」ということになる。「格差」でも「平等」でもいい。横浜マンションの杭問題なら漢字2語に限れば、そのまま「傾斜」「安定」「安全」「信用」「信頼」といくらでも出てくる。題の予想は優しいようで難しい。ぼくは一回だけ合ったことがある。毎日の「曲がり角」。このとき毎日の岸井成格と一緒だった。

岸井は毎日の記者の最高峰編集主幹も務めたがいまは特別編集委員である。TBSニュース23のアンカーを務めていて、その際のコメントが変更しているとして読売、産経に掲載された意見広告でコメントは放送法4条に違反すると個人攻撃された。TBSはその個人攻撃に負けたように見えるから、アンカーは続行させるだろうと思っていたが、今度は報道・情報番組に折に触れてコメントする立場となった。ぼくはやはり棚上げと思う。

 23のアンカーは朝日を定年になる星浩に交代する。星は3月28日から出演するらしい。岸井が交代するとは前から本人からではなく聞いていた。星に代わるだろう、ということも朝日の関係者から聞いていた。一見順当な交代劇だが、テレ朝の報道ステーッションもキャスターの古館伊知郎が降板する。NHKの政権を背負う官房長官を困らせた国谷キャスターが身を引くだけでなく放送時間も夜10時に変わる。

 骨太のキャスターや番組が消えないまでも冷遇されるのは、政権の意図を忖度した結果だとは思いたくない。テレビがダメなら安倍の盟友の大臣、甘利明も週刊文春が明らかにした金のスキャンダルで辞任したし、週刊誌、新聞にがんばってもらうほかない。週刊誌や新聞は若いひとは読まない傾向があるけど、永田町や霞が関にはまだ威力がある。メディアと政権との関係を作文の題にするなら「支配」「一強時代」「排除」だろう。

 予想した題と各社の出題が一致してもほとんど関係なく作文力ある者はこなして内定する。要はどんな題に接しても持ちネタで仕上げればいいのだ。流用できるネタをどれだけ持っているか、さらには流用できる着想が働くかどうかが勝負の分かれ目であるが、近年は作文よりも面接重視の社も多くなった。諦めない強い若者が欲しいのである。辞めないで立ち向かうアグレッシブで明るい若者はいないものかとマスコミ各社は思っている。

 ペン森の受講生もそうだが、若者は総じておとなしい。ひとの言うことを気にする。気にするということは多数意見に従うということを意味している。安倍みたいに同質性に身を置いて安心する。異端、変わり者をマスコミが採用すれば日本は多様化を認め強靭になるだろう。ペン森に異端児よ来たれ。
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