ペン森通信
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ぼくはもうあまり頑張らないよ。
通常、朝10時前に家をでて夜11時に帰りつく。これはほとんど50数年目に経験した新聞記者の警察回りと変わらない労働である。7時ごろからは酒がはいっての懇談タイムになるので、実質の仕事はたいしたことはない。サツ回り時代も夕方から飲んで、酒臭い息をして事件の被害者宅を訪ねたりしていた。ただ20代前半のサツ回りのころと比べると、老体のいまは金曜日になると体が重い。ずっとがんばってきたからね。

 せめて夜は9時ごろまでに帰宅して、テレビを見るなり、本を読むなり、DVDを見るなり、自分の時間がもうすこしほしいと思っていた。どうやら夜はペン森ですごす時間をやや軽減できそうだ。添削を教え子朝日記者に委ねられそうだからだ。本人も快諾している。ただ昼間は問い合わせメールや訪問者の対応や訪ねてきた卒業生の相手やら、届きものの受け取りなど忙しいときもある。昼間はぼくいなければペン森は動かない。

 区切りよく21年目がスタートしたばかりだし、タイミングとしては最高だと感じる。こうして少しずつぼくが退いてゆけば、2,3年かけてすっかり引退の運びとなるだろう。なぜ2,3年かかるかといえば、後任の朝日記者がまだ現役で定年になるのを待たねばならないという事情がある。こう見えてもペン森は株式会社だ。当初、ぼくを含めた株主8人の資金に寄って運営をはじめた。ぼくは57%をもつ筆頭株主なのだ。

 だがペン森は投資の対象にはならない。儲からないからだ。ほんの一時期3期生4期生のころは受講生もあふれわずかながら利益も出た。当時、受講生がポスターやチラシを各大学の就職課に電話して許可をとりポスターを張ってもらいチラシを置いてもらった。新聞がまだ言論・報道機関として大いばりだったころである。しかし同時に新聞の勢いと人気が衰えはじめ、その見識や姿勢に読者が?をいだきはじめたころでもあった

それでも新聞はそのような劣化現象が起こっていることの自己認識がなく、横柄だった。朝日の一連の誤報問題騒ぎあたりから少しわが身の先行きを意識しはじめたようで、今度の軽減税率の対象となったことで政権にますます遠慮するのではと気がかりだ。若者の新聞離れはまず大学生になって大都市で一人暮らしをはじめたときに顕著になる。新聞なんてこのスマホ時代必要ないようだ。新聞を読むひとを電車内で見なくなって久しい。

スマホでなにを見ているのかまるで知らないが、ニュースも見ようと思えば見られる。先日来た大商社の若者ははっきり新聞は読まなくても世の中で起こっていることは、Yahooでみんなわかると言っていた。新聞はもはや中高年が時間つぶしに読むものになった気配がある。ぼくも朝食の前の3,40分と昼食の時間に読むだけだ。あとはゴミとなる。活字文化の衰退とともに学生の新聞志望は減ってはきたが、まだ受験者は少なくはない。

 総じて新聞社は給料がよい。だからなにかを訴えたい志からではなく、高い給料を求めて受ける傾向が見える。入社して体質の古さに愕然とする若者も多い。ただペン森生の志は高い新聞の強きよき時代の空気を知っているぼくは、新聞をめざす若者にその精神を求め、殻を突き破ってほしいと願ってきた。気分はせわしいままときは流れる。もう頑張らないよ。でも学生は頑張れ!



 
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