ペン森通信
女子生徒が援交しない日本に
「日本の女子生徒の13%が援助交際を経験」と国連の特別報告者が述べた。これは裏付けなしとして幕引きとなったが、ひどい報告だ。生徒と言うからには中学生か高校生のことである。ご存じのとおり、生徒は高校生まで、専門学校生や大学生や大学院生は学生と呼ぶことになっている。高校時代を振り返って「学生時代」と言うのは間違いである。それにしても13%が援交体験者だとは、いかなる調査に基づくのだろうか。

 ペン森にも援交体験者がいたが、これは大学生のとき弟の学費を稼ぐためだったという。援交の仕組みや流れはその子の作文によって知った。言葉だけは知っていたがどのような方法で行うかは不案内だった。ぼくはそっち方面の関心はあるし試してみたいとも思うが、実際は実行が伴うことなくすこぶる弱い。通じてないからと言って困ることは一切ない。機能を失った老人だからでもあるが、昔から倫理的道徳的だったからでもある。ホント。

 ペン森ではけっこうセクハラまがいの発言をするが、これでもいやらしくない程度に抑えているのだ。社会に出るとセクハラまがいではなく、セクハラそのものがいまなお横行している。戦後の日本社会は男の論理によって仕切られてきた。現にぼくのような古いタイプの人間は、女性をあまり信用しないどころか、上下関係では常に下に見る傾向がある。会社に電話して相手が女性だとつい男性を出してくれと言いそうになる。

 とりわけ男社会の警察、消防、自衛隊、建物や道路の作業員、企業の管理職などは男社会である。職務上は建て前として女性の意識や考えを尊重するが、実質は男社会だから女性からするとセクハラの巣窟であろう。ペン森の女性たちが記者になってまず最初に受け持つのは警察である。女性警官も大勢いるものの、彼女たちの中にも被害を受けているひとがいるはずだ。ペン森の卒業生の気の強い女子は堂々とやり返すというから頼もしい。

 こう言っちゃなんだが、ぼくのセクハラまがいの発言は記者になってから体験するであろうことを予想して経験を積んでもらうためでもある。もっとも、体験受講にきてセクハラまがいの発言のラッシュに嫌気がさしたのか、ウンもスンもなく来なくなった女子もいるから調子に乗ってはやばい。最近はペン森らしく難民の問題をはじめ日本が抱える貧困や差別や偏見や少子化や高齢化について意見を戦わすこともすくなくない。

 安倍政権は女子の活躍を意図していたはずだが、このところ1億聡活躍とか希望出生率1・8とか介護離職ゼロとかGNP600兆円とかを見聞きするばかりで、女性の登用はどこかへ消えた。想像は現実を超えることはないと言うが、夢のような発想と批判の多い安倍の想像も現実に根ざしていると思いたい。「嬉しがらせて泣かせて消えた」という演歌の歌詞があるが、どうもその歌詞どおりになりそうだ。日本はどんどん息苦しくなっていく。

 女子中高生が援交で稼いでいるかどうかは知らないが、そうやって女子が金を手に入れる社会は不健全不健康だ。ぼくは下流老人だが、夢よもう一度の600兆円の成長経済はもういらない、貧富の差が拡大して、ほんとに女子が援交をしなきゃ生活できない家庭が増えるだろうから。

 
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