ペン森通信
ラーメンは好きだが行列は嫌い
ペンの森は5日~13日の間、夏休みのため閉鎖します。
骨休めです。21日敬老の日を中心にした19日~23日のシルバ―ホリデーは休むかどうかまだ決めてない。受講生は大手マスコミの内定が出た関係できわめて少ないが、家にこもっているのもつまらないので、ペン森まで飲みに出てくるかもしれない。

これまでのマスコミ関係の内定者は13人。1人で2,3社内定した者もいる。その重複もふくめると読売5人、NHK3人、朝日2人、共同通信2人、日経1人、毎日1人、世界文化社1人、光文社1人、山と渓谷社1人、明治図書1人。まじめに作文を書くいわゆる常連が15,6人なので、内定率は高い。今年は就活が後ろにずれて8月解禁となった。ペン森は3月に受講生が30人に達したのでその時点で募集を締め切った。常連は少ない。

常連が減ってゆくのは毎年のことだが、その理由は――マスコミ以外の業種に興味と関心が移った。自分の実力ではとても無理。新聞雑誌の将来が心配。なにを伝えたらいいかがわからない。ペン森を辞めていくのは、自分の行く先が見えた結果の選択だと思う。それは立派なことだ。ぼくのように中学時代から新聞記者になるのだと決めてかかって、ほかの道に進もうなんて考えもしない硬直した狭い生き方はどうなのかな、と思う。

結婚披露宴によばれると、マスコミ以外の業種に就いているかつてのペン森生に会うことがある。彼や彼女は新郎あるいは新婦の友人として出席している。ぼくはペン森で異なる大学の若者が出会い、生涯の友人関係を結んでくれるのが望みである。いま20期の内定者たちが旅の計画で盛り上がっている。ペン森に来なければ一生出会うこともなかっただろう若者同士が興奮している様子を見て、ペン森をやってよかったと感じるのだ。

たとえばきょうもペン森の下のラーメン二郎には若者を中心としたジロリアンたちが長い行列をつくっている。ぼくはラーメンはペン森と同じくらい好きだったが、今はそれほどでもない。血圧がやや高くて塩分を控えているからだ。ラーメンが好きだったとはいえ、行列に並んだことはない。電車でも並んで乗るのは嫌だ。大学に入りたての敗戦10年ごろ、鹿児島で始発の長距離列車に乗るには前夜から家族総出で並ばなきゃならなかったのだ。

それから行列嫌いになって、各駅停車の列車が好きになり、ローカル線マニアに発展した。人間はちょっとしたきっかけで好きになったり、嫌いになったりするし、好きが高じてそれが事業レベルにまで発展することもある。ペン森は事業は事業でも慈善事業みたいなものだ。ぼくの若者好きが高じてペン森になった。30代後半のとき、慶応、早稲田、東大の男子学生のみに作文を教えて飲んで夜通し談笑したのがペン森の根っこである。

ぼくは学生時代、違う大学の学生はほとんど知らなかった。早稲田にも明治にも東大にも慶応にも友人はいなかった。同じ大学で仲間をつくって飲んでいただけだ。だから人間が浅い。思うに酒が飲む能力があって人生ほんとによかった。あしたからの9連休も飲んで本を読む。本はまず『大名行列の秘密』(安藤優一郎/NHK出版生活人新書)から。




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