ペン森通信
内定辞退が続出するだろう
 今週は金曜まで5日間連続で作文の直前特訓である。採用試験が8月1日から3日に集中しているからその直前の特訓。マスコミの採用試験は例年春と秋に実施されているのでそれに合わせて毎年実施してきたが、今年は採用試験が4カ月あとにずれ込んだために7月末にずれたわけだ。朝日は8月下旬にも試験が実施されるがこれが従来の秋採用だろう。学生が大いに戸惑った今年の採用試験改革である。経団連が音頭をとった。

 もちろん、大学も困った。経団連ル―ルの威光を受けて大企業は8月実施が多いが、外資や中小企業はそんなこと知ったことかと早めにすませた。だから採用は二手に分かれ、主力はこれからが本番だ。先に内定を出した企業は内定辞退が続出するだろう。大学によっては学生のために内定の断り方の講習をするところもある。経団連に従ったように見せかけてインターンシップで目をつけた学生に内定だと耳打ちした社もあった。

 ずるいというか、賢いというか、経団連ルールを無視する企業は大マスコミにもある。よそが内定を出しているようだからうちも急ごう、という焦りだ。マスコミ人は本能的に抜かれるのが怖い。先に内定を出した企業に抜かれたような感覚に陥ってインターンシップ学生につばをつけたみたいだ。ペン森生で内定をもっている20期生は5人。いまだに8月に向けて対策怠りないのは、内定した企業には行かない可能性があるということだ。

 内定辞退は学生には気苦労の多いことだろう。こういうことを強制するとは、社会はなんとむごいことを強いるのだろうか。断りきれない気の弱い学生もいるだろうに、と思う。面接で御社が第一志望です、と嘘をついた者が勝ち、という濁った矛盾を当たり前のようにわれわれは受け止める。どういって断ったらいいのでしょうか、と相談されることがあるが、ほかに行きたいところがあるので、と正直にに言えばいいと助言する。

 嘘をつくのは泥棒のはじまりと親にさとされたものだがこの際、職業選択の自由を盾に自己主張を貫いてみるのもいいだろう。言いなりにはならない、という生き方の姿勢も大切なことだ。不正会計という粉飾決算でゆれている東芝には上司には逆らえない、という企業風土があるとメディアは報じているが、上司には逆らえないのが企業内の風土というもので、東芝だけの問題ではない。上司に突っかかって出世した者は見たことがないよ。

 日本で原発がつくれるのは東芝、日立、三菱重工の3メーカーだけ。シャープがほとんど虫の息状態なのでつぎは東芝かいうひともいるが、原発は停滞してもこの企業はしぶとい。沈滞するアメリカが日本に一部の肩代わりを求めたのが安保法案だろう。東芝はアメリカ同様下降線をたどっていくかもしれない。アメリカとは逆に相対的に地位が向上したのが中国。でも経済が怪しくなってきて、末はシャープか東芝かという感じ。

 直前作文特訓で判断するとペン森生は作文がかなり高レベルである。それでもぼくがネタ場へ行けと言っても腰を上げなかったことを悔いている受講生もいる。今年は採用試験が後ろにずれた分、対策時間はたっぷりあった。と言って、やはり目の前になるとあわてる。シャープや東芝に似て後悔先に立たずだ。  

 

 
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