ペン森通信
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日本政治に梅雨明けを!
東京も梅雨明けだ。公園ではすでにみんみん蝉が鳴いている。7年間土中にいた蝉はわずか1週間の地上生命を惜しむかのように一斉に鳴きつのる。近年は夜遅く通りかかっても明るい街路灯のせいか、みな睡眠もとらずに鳴いている。やがて蝉の声と秋の虫の声が重なるころになると、20期生の就活にも片がつきペン森は10月中旬には20周年記念パーティーを終えているだろう。そうして新たな気持ちで21期生をむかえる。

21期生は予約が2人いる。東外大と慶応生のいずれも女子。女子は慎重な分出足が早い。遅きに失した感があるのが20期生の一部と首相安倍の東京オリンピック・パラリンピック白紙宣言。安倍の白紙宣言は安保法案の強行採決で支持率が下がり出したため、反対が8割を占める新国立競技場建設の全面やり直しで明かに反転をねらった。毎日が支持35%(19日付)、朝日が40%切り(20日付)と急降下しているから安倍は不愉快だ。

安倍嫌いのぼくは当然支持しないが、まあ好き嫌いで政治を判断してはいけない。が、情としてはわかってもらえるだろう。その安倍が尊敬するのは、ぼくらが学生時代総理だった祖父岸信介と郷里長州(山口)の幕末期の革命行動家吉田松陰だという。NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』は松陰の妹文(ふみ)が主人公だが、視聴率は上がらない。なぜ資料の乏しい文を主人公にしたかと言うと、安倍の出身地だからという説がもっぱらだ。

これが単なる勘ぐりとしても、ときの政権に弱いNHKであれば納得がゆく。とくに安倍が権力を握ってからのNHK会長や経営委員の人選をみると、NHKが安倍に媚びていることがよくわかる。安倍が尊敬する吉田松陰は世田谷の松陰神社に何回も行ったからぼくはきらいではない。ついでに言えば『永遠の0』を書いた百田尚樹が安倍と親しいのでNHKの経営委員に起用されたと知ったとき、『永遠の0』で涙したことを悔んだ。

作品と人間の考えや思想とは別だとはわかってはいても、ぼくはペン森生にこれを読むように、と強く勧めた身だから、そこは感情的にならざるをえない。だが安倍も好きな吉田松陰は恥ずかしながら特別扱いにせざるをえない。松下村塾の『飛耳長目』はペン森のモットーでもあるからだ。正確な情報を自らの手で集めそれに基づき行動せよ、と説いたのが松陰。それに基づき書け、というのが作文のペン森である。要は観察に鋭敏たれ、だ。

長州はしばしば観念論が先走るといわれるが、安倍もまた観念右翼のようなところがある。安倍の国家主義的な傾向はどこで育まれたのだろうか。大和魂の吉田松陰よりもA級戦犯、岸信介の影響のほうが大きいだろう。吉田松陰は中江藤樹を日本における学祖とする陽明学の流れをくむ。兵学山鹿流の山鹿素行、浅野主君の仇討ち大石内蔵助、私財をなげうって飢民を救おうとした大塩平八郎の系統だ。「思いこんだら命がけ」の流れである。

けさ杖をついて歩いていたら最寄り駅の改札の近くでチラシを手渡された。「歩きスマホは危険です」と書いてある。スマホはもってないし、杖をつきのじじいガ歩きながらスマホを利用すると思うのかい、と聞きたくなった。とにかく左手に傘右手に杖の梅雨が明けてよかった。日本政治の梅雨明けは来るのだろうか。来させねばならない。




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