ペン森通信
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へんな空気が支配しはじめた日本
安保法案、原発再稼動、新国立競技場はいずれも反対の声が高いが、安倍政権のもとで実現しそうだ。ぼくはこの動きから太平洋戦争末期の戦艦大和の片道特攻を連想する。名著山本七平の『「空気」の研究』によると、大和の出航は無謀であるとだれもがわかっていた。なのに片道燃料の沈没覚悟で太平洋へ出撃してゆく。理屈では無理だとわかってはいても一方へ流れる空気が醸成されると抗しきれなくなる。いまの日本にその空気を感じる。

 安保法案は説明不足ととらえている者がマスコミ各社の調査で8割にのぼる。安倍政権は本日15日に政権が法案を衆院委員会で強行採決し16日にも本会議で採択して参院に送るつもりだ。自衛隊がアメリカの戦争に加わってドンパチをやろうという憲法学者が指摘する憲法違反の法律である。平和主義日本の大転換だが、これをNHKはやはり中継しないという態度であった。ブレーキ役の公明党もやはりアクセル役にすぎなかった。

 自民党は有権者の過半数が投票した党ではない。24%の得票によって成り立っているだけだ。日本は4分の1弱支持の党首が天下を統べる、という国なのだ。さらにこの党首は感情的で軽い。安保法案だけでなく原発再稼動の動きも沖縄・辺野古同様、安倍は聞く耳をもたない。これだと思いこむと他が見えなくなるタイプだ。一国の総理大臣の器ではない。2度目の総理になったときあのひとは怖い、とだれかが言った。そのとおりだった。

週刊現代によるといまや味方だったはずのネトウヨにまで批判されはじめた。週刊現代はネトウヨをだしに使って安倍批判をしているのだが、ついに朝日、毎日、東京だけでなく週刊誌まで批判に乗りだしてきた。安倍が安保法案を説明しないのは自分自身法案をよく理解してないのかもしれない。国会答弁は官僚が書いた答弁を読むのがならわしだ。 自分の頭で考えに考えて言葉を発するのではない。理解なき自衛隊員はばかばかしいだろう。

非難ごうごうの新国立競技場もまた強硬に建設にとりかかるのだろう。2020年のオリンピック・パラリンピックは誘致前復興オリンピックと言っていたが、いまや復興のふの字もない。オリンピックは金が動く。胡散臭いところがある、とほとんどの人が気づいている。ぼくはこんなに税金を食って、なおかつ維持費のかかるオリンピックなんて返上すべきと思っている。世間の空気は20年に向かって一斉に流れているように見える。

オリンピックは特攻精神で開催するものではなかろう。返上すべきなどと言うのは非国民的な異論と非難する向きがあるかもしれないが、ぼくは非国民で結構だ。安保法案が成立したら非国民という死語が復活するかもしれない。男の子をもつ親は気が気じゃないだろう、戦争に行って人殺しをしなければならなくなるかもしれないからだ。自衛隊員も高齢化して機敏な能力は低下するし、応募者減から徴兵制移行になるのは目に見えている。

安倍を総理にしたのは日本国民だが、本日は「まだ民主党のほうが平和でよかった」という意見を訪ねてきたペン森OBが言った。ぼくはかねがね民主党は最低と発言してきたので、これには虚を突かれた。たしかに安倍よりも民主党のほうが戦争とは遠い。民主党なら集団的自衛権を内閣で自由に判断するという方策は思いつくはずもない。



 
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