ペン森通信
脚は悪いがまだ人生を楽しむぞ
日本は好きだが、日本の雨季は嫌いだ。関東でもうっとうしい梅雨入りである。雨が好きだというペン森女子もいるが、それは元気だから言えることで、ぼくみたいに脚が不自由になると、とてもそんなことは言えない。3月1日結婚式の日も雨だった。左手で傘をさして右手で杖をついてゆるい勾配の下り道を歩いていていたら、転倒しないかぎりストップしない持病の自走がはじまった。杖は役に立たない。当然転んだ。顔は血だらけだ。

歩きだして20メートルいった平地でまた転んだ。とくにそれが強烈なトラウマとなっているので、いまも雨は苦手というより怖い。今月は相棒のシェフが経理事務のために休みがちにつき、ぼくが買い出しや料理をすることが多い。買い出しに向かうさい、ぼくは少々の雨なら傘を差さず、夏用の軽いパーカ―のフードを帽子の上からかぶせて歩行する。いま、ビニール製の透明のレインコートでも仕入れようかと思っているところである。

このまま推移すると、やがてぼくは車いすが必要となる。去年歩けた距離が今年は難儀する。脚の不調はどんどん進行する。老人だから怪我の治りも遅い。この間、40代のお笑い芸人たちが体力の衰えを試す番組があった。小さい女の子に木に引っ掛かった風船をとってくれと頼まれる。木に上ろうとするが体がいうことをきかず、上れない。水たまりを跳んで渡ろうとするが水の中に落ちてしまう。思わず70代のおれはできると思った。

体の反応と頭の中とは相当にずれていることを最初に自覚したのは大学生のころだった。
100メートルを泳ぐのに1分10秒あれば十分と思っていたが、100メートルを泳ぎきるのがやっとだった。高校生のころの記憶が頭にあったのである。20代で衰えたのだから70代で歩行困難になるのは当然だろう。木のぼりだってサルみたいに身軽だったのは少年時代だった。試したことはないがいまは体を動かす動作はほとんどできないだろう。

 それが自然の摂理というものだろうが、納得はできない。なにしろ体力精力は気息えんえんでも、頭は記憶の歩留まりが少なくなったとはいえ、まだ青春まっただ中に近い。でなければペン森の添削現役をつづけられるわけがない。たいてい昔の同僚は引退しているがぼくは20代の警察まわり時代と変わらない12時間勤務である。もっとも夕方から酒タイムに入る。まあ、警察担当時も他の担当時も夕方からは酒を飲んでいたものだが。

本日も買い出しをしてきた。本日は焼き肉だから、ペン森は焼き肉好きが集って賑わう予定だが、スーパーでカツオの刺身に目が止まった。4分の1カットが2さくはいって1パック400円足らずだったので2パック4さく仕入れた。今晩はカツオと焼酎である。焼酎を飲むと帰宅に際して余計に歩行困難となるが、飲むときそれは考えないことにしている。帰宅の必要のない旅先での飲酒が一番いいのだが、旅にも出かけなくなった。

沖縄はきのう11日梅雨があけた。東京の梅雨明けが待たれるが、あと何回日本の雨季を経験するのだろうか。4,5年前医師が「今年の冬を越すのが勝負です」と言ったが、なに逆にあと4,5年はまだ人生を楽しめそうだ。
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