ペン森通信
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週刊新潮の18歳少年実名報道
 作文の課題は毎週月曜日に3題ずつ更新する。今週は「少年法」「駅」「背中」である。「少年法」は週刊新潮が川崎の中1殺しの容疑者18歳少年の名前と顔写真を掲載したことがきっかけでとりあげたくなった。マスコミ志望の学生たちはそれをどう思っているか知りたくなった。ぼくの認識では少年法は20歳の成年に至らない少年に更生の機会を与える一種の保護法である。61条は「加害少年の特定可能な報道を禁止」している。

 週刊新潮は「大人顔負けの蛮行に及んだ18歳は『少年』といえるのか」と問いかけ、18歳少年が特定される情報を記事にした。ネット上では18歳少年が名指しされていたらしいがぼくのPC操作技術ではそれを探し当てることができなかった。ネットを後追いした週刊新潮はネットというだれが書いたか正確かどうかもわからない匿名情報に太鼓判を押してくれる結果となったのである。匿名で書いた連中はそれみたことかと大喜びしただろう。

 そもそも「大人顔負けの蛮行」という表現は、少年はそのような残虐性は持ち合わせていないということを前提にしている。でも子どもは大人以上に残酷である。ぼくは中学時代、電線に止まっているスズメを所持は法律違反だったが空気銃でよく殺した。弾が命中するとスズメは脚で電線をつかんでくるりと1回転しまっさかさまに頭から落下していく。そのさまがおもしろくて何匹殺したかわからない。あとチチと可憐に啼く水鳥もぼくの蛮行の犠牲になった。

 屋根の下の巣にツバメの赤ちゃんが口を開けてえさをねだっているのを見て小石や土を口の中に入れて殺したりと、ぼくよりもっとひどい奴はいっぱいいた。そのような残虐性は人間の内面に潜んでいるのかもしれない。イスラム国(IS)の非人間性が世界的な脅威になっているが、人間の凶悪性を抑制するために宗教や法律があると思う。ところがISは宗教イスラム教に立脚するイスラム過激派と呼ばれる。宗教は人間を麻痺させるのか。

日本も71、2年前には皇国のために身を投じた若い特攻隊員がいた。爆弾を積んだ特攻機ごと敵艦に突っ込むのは爆弾を抱えて自爆するジハードと変わらない。ジハードは自爆すれば天国へ行けると洗脳されるらしいが、特攻隊員は直前になにを考えたのだろう。太平洋戦争時の兵隊は死ぬ前に「天皇陛下万歳」ではなく「おかあさん」と叫んだという。オウム真理教は高学歴の若者が信者になった。ISと似た集団が日本にもあったのだ。

 週刊新潮の18歳少年の実名報道はさらしである。リンチと言ってもいいだろう。あんなひどい奴はこの際、懲らしめても世間の大半は賛同してくれるだろう。その少年は特別扱いする必要はない。それでもぼくは、法は守るべきだと思う。少年法も変わってゆくかもしれないが、それは世の中の変化と歩調を合わせて変わるべきだ。18歳少年は誠に凶悪な仕打ちで中1少年を殺した。だからと言って、18歳への報復制裁が許されるとは考えない。

 ネットが既存の制約の多いマスコミ報道を先取りするのはいまや普通である。ぼくはNHKの「NEWS  WEB」をよく見る。ネットの反応は恐るべきものだ。だが個別の意見は匿名の一方通行である。マスコミは顔を出し署名もある分、ネットよりましだが。週刊新潮も署名入りの記事じゃないからネットと同じ。



 
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