ペン森通信
春合宿の成果は「声を大きく出せ」
 21日から23日の昼まで八王子セミナーハウスでの20期生の春の合宿だった。3月1日に就職活動は解禁されるが、すでに民放や外資企業は採用試験をはじめており、経団連と大学の間で作った決まりは一部破綻しているものの、マスコミの大半の採用試験実施は夏にずれ込むだろう。今回の合宿は出入りがあって24,5人が参加した。ESを提出しての模擬面接が主だった。声が小さいということを先輩たちからくどいほど指摘されていた。

 声が小さければ内容がたっぷり100あっても、それは聞いてもらえないから、ゼロにひとしい。まだ本番までは余裕があるから、普段から大きい声で言うように心がけることだ。腹からものを言うようにしておきたい。歌舞伎役者は声がよくとおるが、これは訓練によって客席の隅々まだ聞こえるようにしたわけだ。面接官には聞きとってもらえなければ、すべては水の泡となる。声は小さいが20期生は女子1人と男子はやんちゃで活発だ。

 ぼくは病院の予約があったので23日の朝、朝食を抜いて引き揚げた。血液検査や血圧に
問題はなかったが、MRI脳検査の結果小さな梗塞が頻繁に発生していることがわかった。これとて前回2年前と大差はないのだが、合宿ではだいぶ舌がもつれた。言語不明瞭な事態がけっこうあった、と思う。学生に声を大きくと注文をつけるだけでなく、ぼくも大きく口を開けて矯正していかねばならない。長嶋名誉監督ほどではないが聞きづらいだろう。

 八王子のセミナーハウスを利用するようになったのは16期生あたりからだが、今回は山を下ったはずれにある長期棟で勉強と飲み会。寝所は隣の國際棟。個室にはトイレ・バスは設備されておらず、いったん廊下へ出なくちゃならない。初日、タオルを部屋に置いたままシャワーを浴びたので、頭も体も濡れたまま衣服を身につけねばならぬ羽目に陥った。
76歳にしてはじめての体験だった。少年時代海でも川でも泳いだあとはきれいに流した。

 セミナーハウスは開設50周年というから、建物も設備も老朽化している。なによりバリアフリーゼロのため老人にはきつい。いくら若い学生のための施設とはいっても、付き添いの老教授も来るだろうに、と不満たらたらで本館4階の食堂まで階段を上り下りした。エレベーターがないのである。脚の悪いぼくは2階にあるペン森への出入りもエレベーターを使っているというのに。ただ以前に比べて食事はシェフが変わったのか食えた。

 食堂や事務室や宿泊部屋のある本館は上階になるほど大きく広がり、下の階ほどすぼまっているというじつにめずらしいコンクリートの建物。重心が上階にあるようで一見して地震に耐えうるかこわい感じがする。近くの地下を立川断層が通っているはずだ。前に一回この建物に宿泊したことがあるが、窓が上から床面に傾斜をつけて付いているので、下が良く見えるものの、真逆なせいで錯覚を起こしてめまいがしそうだった。

 八王子は近いので卒業生がよく来て学生たちの面倒を見てくれる。それがありがたい。それまでは主とし山梨・塩山の古民家を利用していた。卒業生こそほとんどいなかったが人数は40人規模だった。めっぽう寒かった。次回も八王子だろうが、16期生前の老人に負担のない勉強部屋兼宴会場がいいね。
 
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