ペン森通信
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消える前の最後に燃えあがる炎
 おとといの夜、すき焼きを囲んで20期生の新年会があった。牛肉は17期生が贈ってくれた最上級A5クラスの飛騨牛。ペン森は夕食無料サービスと酒類の飲み放題サービスがついている特異なマスコミ塾である。飲食を伴うせいか同期生だけでなく期をまたがって仲がよく、夜は卒業生だけでにぎわうことも珍しくない。卒業生は現役生たちのESや作文を見てくれたり、模擬面接をやってくれたり、じつに面倒見がよい。一宿一飯のおかげだ。

 このよき慣習は代々引き継がれてきた。ペン森はぼくが創設したが、20年間その中身を形成したのは、ペン森で飯を食い酒を飲んだ若者たちである。ペン森生のすべてがマスコミ界に歩を進めたわけではなく卒業後、多様な業界で活動している。ぼくは価値観の強制は避けて添削しているので、ぼくの考えにペン森生たちがこぞって染まるということはない。19期生の女子2人が看護学校と服飾の学校に進むその異質性がとてもうれしい。

 この2人はマスコミ志望でペン森の門をたたいたのだが、結局は自分の進路を自分の意思で決めた。ぼくの長女は大学を出て服飾学校へ行こうとしたが、母親が猛反対した。商社に入り秘書業務についていたが、1年で結婚退社した。夫の転勤で富山、名古屋、埼玉と転々とするあいだに、どうやって習得したのか知らないが、現在は某バレエ団の専属衣装担当である。最初から本人の希望を受け入れていればよかったといまになって反省する。

 もちろん長女は自宅を作業場にして、ときにはひとを雇って最初はバレエ教室の女の子たちのバレエ服を手がけていたようだが、いつのまにやらバレエ団に食い込んだ。長女の場合、勤め先は必要でなく自宅ですべてまかなえるというところがみそである。勤め先があると人間関係がけっこう大変だ。ぼくも自由のようではあるが、一応勤めの通いを続けている。いまだに職場に通っていると言うと主治医が「その年になってまだ?!」と驚く。

 最近は積年の疲れがたまったせいか、電車の中でよく居眠りをする。そろそろ潮どきかな、と思うこともあるが、この仕事は会社に勤めていては時間的に不可能である。会社から解放されてからしかできないので、意中の後継者の定年を待つ以外にない。人間関係に煩わされることがない代わり金銭的には恵まれず、収入の固定した会社勤めが天国に思える。それでも燃え尽きる前の炎の最後のひと燃えの炎なのか、最近ぼくは張り切っている。

 世の中が不平等でとてもおかしい。女性の貧困、シングルマザーにおける貧困の子への連鎖、雇用増の実態は非正規増であること、ブラック企業、若者の貧困・・・安倍政治は弱い立場の層にきびしく、富裕層に優しい。沖縄に冷たく接し不寛容にも異論異質を受け付けない。これでは同質の価値観をもったものだけの国家になってしまう。沖縄はスコットランドに倣って独立是非の住民投票をして、日本国に反旗を翻しては、と考える。

 ぼくが張り切っているのは、幕末の勉強会をペン森で開こうとしているからである。これは20期生から声が上がったのではじめるのだが、すこしぼくの価値観もしゃべらせてほしい、と思う。幕末を牽引し変化を志向した若者の志が生んだ明治維新から現在の格差が広がり危うくなった民主主義を見てみようという趣向。さらに通信添削を含めた20期生21人に異なるネタで作文10本を3月末までに書くよう注文した。結果が楽しみ。

 


 

 

 
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