ペン森通信
安倍政権に好き勝手やられるメディア。
 若干名採用するという毎日の補充募集の筆記が終わって、6日と8日に一次面接がある。この面接に男女2人ずつ4人が挑むが、さて結果はどうなるか。2人は可能性ありとみているが、何人採用するかによってペン森の内定人数も変わってくる。毎日は自由闊達な社風で最近はいささか左翼じみているが、ぼくはあまり勧めない。理由はただひとつ、企業年金がないからである。定年後は厚生年金で細々と生活しなければならない。

給料も朝日などの高給社にくらべると安い。朝日はあの一連の誤報問題で部数と広告収入への影響が大きく、この冬のボーナスは20%カットだそうだ。それでも毎日よりはずっと多いだろう。早稲田の探検部にいて朝日に入って退社した探検家のノンフィクッション作家某は著作のなかで朝日の給料のよさについて触れている。「この会社は金だけはよくくれた」と。朝日は終身年金だから死ぬまで生活の面倒をみてくれる。

いまは自民党を離党しているが、官房長官まで務めたリベラル派の野中広務は「高給をもらいながら貧者の味方のような顔をしている」という意味の発言をして皮肉ったことがある。朝日だけではなく、民放などのメディアに対して言ったのであろうが、たしかにそのとおりと思う。格差が広がり、若者やシングルマザーの貧困問題が取り上げられるようになった日本では、記者たちの目のつけどころのひとつだが、高給では説得力がない。

そうは言っても貧困にあえぐ層を支援するのはメディアと自治体の役割である。メディアのなかでは貧乏に慣れている毎日がこの問題についていちばん熱心な感じがする。貧困専門の記者もいる。本日の毎日「記者の目」=若者よ、選挙に行こう、の筆者もそうだ。「記者の目」に言う。「未成年の子がいる母子世帯の約半数は、国民の平均的な収入の半分に満たない『相対的貧困』層に属する(略)さらに悲惨なのは子どもだ」と続ける。

「給食費が払えず修学旅行に行けない、進学もできない。貧困家庭の子には珍しくない。親が長時間労働を強いられているため日常の世話ができず、栄養不足や劣悪な衛生で心身の健康が危機にひんしている子もいる(略)日本は若い世代の福祉や教育に充てられる予算の率が極端に低い国である。どうすれば改善できるのか、選挙こそ絶好の機会ではないか」。しかし、自民党が300を超えるという世論調査の結果が出た。棄権が多いだろう。

ぼくは選挙で民意を示す民主主義にも限界があると感じている。貧困家庭を生んだのも民主主義国家日本での現象だ。あのヒトラ―だって選挙で出てきたのだ。メディアががんばればまだなんとかなると期待しているが、安倍政権に対するメディアはなんとも迫力がない。特定秘密保護法も間もなく施行される。権力者が極右であってもメディアが尻ごみしちゃ好き勝手をやられる。安倍の批判者にメディアはもっとなるべきだ。

新聞は反安倍の朝日・毎日・東京と親安倍の読売・産経と旗色がはっきりしたが、朝日は安倍の捏造発言などによって血祭りにされた。一角が崩されたが、安倍の父親がいた毎日は財政的に自滅の道を歩いている。でも毎日は頼りだ。窮鼠猫を噛む。ペン森生よ、毎日に内定したら志高く権力者を噛んでくれ。
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