ペン森通信
知らぬ間にことは進んでゆく
転倒して痛めた左脚がまだ調子よくない。18,19日と休ませてもらい静養したが、杖が手放せない状態が続いている。ついに、門扉から玄関近くまでのわずか5段の階段に手すりをつけることにした。障害者ではないが、高齢者にはちがいないので、手すりの取り付け費用は市から5万円まで補助が出るらしい。それを利用することにした。女房と終活の話をした。ぼくは樹木葬か共同墓地を希望しているが、無宗教葬を望む家内も同意した。

いま、秋採用のまっ最中である。だから休める。秋の結果が出てからも来年の春採用まで時間があるので切迫した受講生はいない。休みがとれる。例年、採用試験期になると旅に出ていたものだが、車を手放してから極端に遠出が減った。高齢になると体の動きのキレが鈍くなる。ましてや、転倒したあげくの杖生活ときては歩くのが精いっぱいという状態だ。自宅から神保町のペン森に通うのにも往生する。旅に出るにはかなりの勇気が必要。

旅が難しい半面、この時期は卒業生がよく訪ねてくるので、気分が変わってうれしい。きょうも夫読売、妻産経の夫婦が来てくれるらしい。受講生は本試験が終わって作文を書かなくてすむので、ぼくも添削から解放される。ひまだからきのうは朝日の面接を終えてきた秋挑戦組の男子と夕方5時から飲みはじめた。6時半にNHK記者から日経に転じる13期男子がきて、ぼくのお気に入りの14期日経女子記者を呼んで楽しかった。

けさ見たら日本酒の1升ビンが2本空いていた。ぼくが帰路についてからかなり盛り上がったのだろう。ぼく自身よく倒れなかったなあ、と感心するくらい酔いがまわっていてペン森を出るとき、だれが来てだれが残っていたか記憶にはない。それでも秋挑戦組の男子が1人残留していることは憶えていた。家についてからゴミ袋にゴミを詰めたままだったことに気づいて、電話したからろれつは怪しくとも気は確かだったように思う。

ゴミ捨ては水曜日の資源ゴミを火曜の夜出しているが、今週は火曜日に休んだので、ペットボトル、酒ビン、ビールの空きカン、段ボール、新聞がたまりにたまっている。来週火曜にだれも来なければ、足の不自由なぼく1人で運び出さねばならない。まあ、30分近くかかるだろうが、いままでも経験しているから無理をすればできるはず。このゴミ出しはけっこう厄介だ。夏は生ゴミがすぐ腐ってしまい腐敗臭に参る。

新聞もほっとけばすぐたまる。新聞を何紙も取ると、読んだあとのゴミの量がすごい。むかし、物資が払底していたころ、新聞紙は貴重品だった。弁当の包み紙、座敷の掃き掃除の際ちぎって撒く濡らし紙、しりふき用と用途は多方面にわたった。いま一人暮らしをしている学生で新聞を取っているのはごく少ないが、新聞はゴミという意識もどこかにあるのかもしれない。ペン森をはじめるとき、ゴミのことはまったく頭になかった。

 もちろん、自分が老人になるなんてことも毛ほども考えなかった。考えないうちにどんどん歳を重ね、実感のないまま後期高齢者になっていた。実感的に気づいたのは酔って体の自由がきかなくなってからである。知らぬ間にことは進んでいくものだ。

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