ペン森通信
サッカーも願望的楽観はだめ
メディアはサッカーのW杯ばかりである。けさもテレ朝にチャンネルを合わすと、アメリカVSガ―ナ戦をやっていた。思わず試合終了まで見入ってしまった。追いつかれたアメリカがコーナーキックをヘッドで決めて2-1と再び1点リードして終わった。アメリカは野球とバスケットが盛んな国で、サッカーはとんとだめと思っていたが、どうしてどうしてガ―ナと伯仲した試合をした。もたもたした日本チームよりも鋭かった。

日本VSコートジボアール戦はまさか負けるとは思ってなかった人が大半だろう。メディアが日本チームの調子だけを細大漏らさずひいき目に伝えていたからだ。コートジボアールがどこにあるかも知らないひとがかなりいたのではないか。ぼくの家内がそうだった。アフリカと知っても、サッカーがどれほど強いかまではわからないだろう。日本よりも格上にランクされる強チームだ。どうして井の中の蛙になるのだろう、日本は。

ぼくも日本VSコートジボアール戦はNHK総合で観戦したが、視聴率は50%くらいだったらしい。本田が先取点を入れたとき、アナウンサーが「またしても本田」と連呼した。またしても、はこういう場合ふさわしくない言葉だろう。相手チームがまたしてもあいつにやられた、というのならわかる。失敗や否定的なニュアンスの強い「またしても」を味方に使うとは、誤用法である。違和感をもって聞いた視聴者も少なくなかったはずだ。

ともあれ、日本チームは一次リーグであとギリシャとコロンビヤ戦が残っている。一次リーグ4チームのなかで世界ランクは最下位だから決勝リーグ進出は相当な難関だ。コロンビヤにははじめから勝ち目はないと見られていたから、せめてギリシャに1勝しなければ選手は顔向けできまい。ビッグマウスの本田は「目標は優勝」なんて、大言壮語して日本人を惑わした。勝手に日本チームはそれなりの実力あり、と錯覚してしまった。

ぼくはいまの選手のことはほとんど知らないが、高校時代はよく自校チームの試合の応援に行った。自校チームはひとつ覚えのように右サイドからセンターへボールを蹴り込んでいた。右サイドを走っていた桑波田はたしか明治大学の選手になった。自校の応援をするのはぼくだけだった。観客席などないただの広場みたいなグランドでぽつねんと、ただサイドラインの外側に立っていた。サッカーのこの隆盛には昔日の念が湧く。

今回のW杯のテレビ放映料収入は2000億円という。日本のNHKと民放は共同で400億円をだしたらしい。だから優勝賞金35億円とべらぼうな額。仮に日本チームが1勝もしなくても8億円はもらえる。8億円の参加料をふるまうなんて、国際サッカー連盟(FIFA)は潤沢な資金をもっている。日本が一次リーグ上位2チームに入ら姿を消してしまえばテレビ局は予定と違って大弱りだろう。願望的な楽観主義は禁物だ。

ペン森でも採用試験前から入社してからのことを心配したり気にやむ受講生がいる。サッカーも採用試験も結果がすべてである。でもスタートは大事。ペン森には早くも来年に採用試験を受ける大学3年生の20期生が入塾してきた。願望的楽観主義によれば19期につづき20期生も豊作だね。


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