ペン森通信
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

春組の最後の内定者
ペン森19期生のマスコミ2014年春採用組の就活が終わった。常連通塾受講生はほぼ全員が内定をもらった。常連中の常連だった男子が最後まで気をもませて京都新聞に内定した。かれは、現役はもちろんOBOGにも顔なじみが多く、あいつはどうなったのかと聞かれ、対応にやや困っていたのでこれで一安心。今夜はかれを含めた内定者のお祝いの会を催すことになっている。本人が招集の声をかけたようだから賑わうだろう。

その常連男子は神戸から就活のために東京に来た。ネットで調べて入居したところが脱法ハウスだった。あだ名は「脱法」である。「脱法」は、腰の軽い便利な青年でぼくはちょっとした買い物、ゴミ出しに重宝した。パソコンにもくわしく、ぼくのPCにはいってくる連日100くらいの迷惑メールの排除を考えてくれたのもかれである。器用なかれだが、育ちきってない幼稚なところがあり、しばしばOBに怒られていた。

 それは怒られるくらい近しい仲になっていたということでもある。独特のコミュニケーション能力をもっていることも確かだ。かれの悪い癖はESも作文も来訪してきたOBOGのみんなに見せることだった。見せられればなにかいじらねばならないから、すこしずつかれの個性は削られてゆく。一次面接で角のある若者を通過させても、上に行くにしたがい角のない丸い若者が残るものだが、かれの最終ES,作文も個性が消えていた感じだ。

言ってみればESも作文も個性のないごく普通のレベルになった。その上関西人特有の冗談とも真剣ともとれる一種の軽さを体質にも、口調にももっていた。そういうもろもろの条件が重なって、かれは就活に苦労したのだろう。「脱法」は数社の最終面接までこぎつけたが、ぼくは各社ともいい人材を採り損ねたと思う。要するにかれの本質を見抜けなかったのだ。発見する力と観察眼には優れた資質がある。警察官にも好かれるタイプだ。

かれはあまりにもたくさんの人間に頼ったので、おれが、わたしが内定させてやった、と自慢するOBOGがでてくるかもしれない。有名人が死亡すると友人がいっぱい現れるのと同じだ。三島由紀夫が亡くなったとき、石原慎太郎が親しい友人だったと言って、失笑をかったらしいが、「脱法」の成功に際しても同じような現象を生むかもしれない。遠方に赴任しているOBから脱法だけはなんとかして、と電話がきたこともある。ぼく1人ではなんともならんが。

「脱法」のやりたいテーマは地方・田舎・シャッター商店街の再生である。昭和を懐かしむ古色を帯びたニュアンスが漂っている。もうひとつ「住み込み取材」にこだわっていたが、これはぼくが数年前に提唱した密着取材法。それをパクった印象があるが、高知新聞が連載した「50人の村」のような、傑作住み込みルポを書いてくれればこれに勝る嬉しさはない。人口減社会を憂える増田寛也も地方への逆流をめざせと、叫んでいる。

19期生の秋組はすでに14人(うち通信添削3人)。春組常連組より多い。秋組も徐々に減ってきて、常連になるのは多くて7,8人か。有望な受講生がいるので、春の内定12人と合わせるとかなりの内定者になるだろう。やりたいテーマも雇用、貧困、女性、教育、医療、外国人労働者、福祉などいかにもジャーナリスト向きだ。精一杯、社会と対峙してくれ。






スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://penmori2007.blog108.fc2.com/tb.php/633-9595da60
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

瀬下先生

Author:瀬下先生
FC2ブログへようこそ!





最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。