ペン森通信
原発ゼロコンビがんばれ!
 小泉純一郎と細川護熙の原発ゼロコンビがふたたび名乗りをあげ、今度は福島知事選に候補者を立てる計画という。ぼくなんか福島だけでなく原発立地県やその隣接道府県の知事選にも候補者を立ててほしいが、福島ならなおのことそのエネルギー改革の意思は十分に伝わる。おりしもNHKスペシャルで『廃炉への道』という番組を22日夜流した。40年という気の遠くなるような時間をかけて廃炉するというドキュメンタリーである。

 Nスペは福島原発廃炉まで40年と政府発表に基づく数字を示したが、番組内ではアメリカ・スリーマイルと旧ソ連・チェリノブイリ原発事故の後始末問題にも触れていた。チェリノブイリは周辺の村民も離村、スリーマイルは放射能廃棄物を埋める最終処理場を探しているが、候補用地は住民の反対でなかなか決まらない。なにしろ無害になるまで10万年もかかるのだから、はい承知しました、どうぞうちの村に、とはいかない。

ましてや日本は地盤の弱い地震国である。しろうとはどんなに厳重に保管しても漏れ出てくるのでは、心配する。小泉がにわかに原発ゼロに転じたのはフインランドが地下に建設中の核物質処理場「オンカロ」を見学してからである。その施設はこれまで強固な地層を500メートル掘ってつくられているらしい。10万年後の無害を想定していると聞いたが、さて10万年後に人類は危険表示をそのまま理解できるかが問題だ。

 10万年は先も先の話である。人類が放射能を無害にできる機能をもったものを開発できない以上、原発から出る放射能まみれの燃料の燃えカスは地下に格納処理するしか方法はない。原発が稼動すれば必ず、放射能廃棄物いわゆる核のゴミが出る。原発ができれば廃炉までこれまた時間がかかる。人類がコントロールできるエネルギーは石油までだったのかとつくづく思う。それでも政権は原発再稼動の姿勢だし原発ゼロの政策も遠のいた。

 貿易収支は原発を止めているため、電力発電用の輸入燃料などが増え、13年は13兆7488億円の赤字になった。安倍首相はいつか遊説かなにかで原発を稼動しないと莫大な損失が生まれると言っていた。原発を動かしたいために国民を脅したのである。小泉・細川コンビの言う自然エネルギーの開発に全力を注ぐべきだとぼくは考える。敗戦後の焼け野原から立ち直った日本だ。きっと雇用も創出できし、将来安心できる日本になりうる。

 きのう21日、政府は少子化対策にむけて数値化目標を設定するかどうかの会議を設置することになった。人口を維持するには女性が生涯に産む合計特殊出生率を2・07の水準に保たねばならないが、将来不安の原発日本では産む気は起きないという女性も多い。
地震が心配な上に原発事故が気になっては子どもの未来が心配なのは当然だろう。それにしても2020年の東京五輪・パラリンピックに地震不安も消された。これでいのか。

 都知事選の際、細川・小泉連合は東京の知事選に原発ゼロはなじまないだろうと言われたが、福島はまったくのストライクだ。福島を基点に脱原発の輪が広がればいい。吉永小百合の応援は大いに歓迎するが、政権時代収束宣言をした民主党支持すると言わないでくれよ、票が減るから。
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