ペン森通信
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内定をもらう条件とは
2014年春のマスコミ採用試験がほぼ終わった。4月16日現在ペン森の内定者は3人のみ。1人はテレビ朝日、朝日新聞、共同通信。もう1人は日経新聞とNHK。あとの1人は熱心な通信添削生で共同通信。2人は複数社内定である。進行中の読売、毎日、中日と地方紙、講談社にめぼしい受講生数人が残っている。ことしは珍しくも全国紙無視の地方紙志望者がいた。今月中には中日と地方紙を除いて結果が出るだろう。

春に見切りをつけ秋採用挑戦の新規申し込みが早くも3人いる。今期の春挑戦組のスタートも順調で一時は26人が登録していた。悪くても12,3人は内定するだろうと期待していたが、大学院進学、マスコミ以外の業種志望に変更、単にさぼってペン森に顔を出さなくなった者、センスに欠けて嫌気がさした者、作文がどうしても書けない者など減少に継ぐ減少で、現状では10人強の常連が顔を見せているにすぎない。

 この10人強のうち春でまだ3,4人は内定が見込めるので、秋採用も含めれば受講生に占める内定の比率は例年よりも高いかもしれない。ぼくの指導というか、方針はペン森をはじめる前から変わらないが、受講生は変わってきている。12期生くらいまでは、表現欲望が強く、強いがゆえにオ―ラのようなものを感じたものだが、いまの受講生にはそういう雰囲気をもった者はごく少ない。全体に思考も行動も浅く軽くなったように思う。

 『出版人・広告人』という業界向けの雑誌があって、その4月号にぼくに対するインタビュー記事が掲載されている。どういうタイプの学生が受かるのですか、という質問にぼくはこう答えた。「まずみんなから好かれる人柄の良さ、組織の中でうまく人間関係を築いて仕事ができるタイプ。暗いのはダメ、明るく前向きなタイプ。この点はマスコミ以外の企業と変わりません。次に重要なのが健康であること」

 新聞社はどこでも、若い社員がいかに辞めないで引き止めておくかに腐心している。理想に燃えて入社して念願の記者になって、はじめて現実の洗礼を浴びる。全国紙の地方版でその社主催ものばかりやらされていると、理想と現実の乖離に悶々となる。ましてや同僚や上司との人間関係の悩みが重なっていると仕事を続ける意欲も削がれてしまう。その点体育会出身者は健康だし、理不尽な要求にも耐えうる順応性をもっているから好まれる。

 体育会系は安心できる半面、ニュースセンスや企画力でもう一歩という面がある気がする。作文もニュースセンスや企画力が大切だとぼくは考えている。ぼくが作文を評価する大まかな基準は、この作文は夕刊の話題ものとして通用するかどうか、である。あるいは雑誌企画として採用する価値があるかどうか、だ。ぼくは新聞と週刊誌を経験してきたからそのような尺度が自分なりにわかりやすい。要は商品価値のある作文がほしいのだ。

 これから秋採用挑戦組を迎えることになるが、ニュースセンスや企画センスを学生に求めるのはどだい無理な話で、これは経験者でないと判断がつかない。大手出版社のベテランも入社して10年足らずの社員に作文を見る目があるかどうか疑問だ、と嘆いていた。新聞もしかりである。秋挑戦組はせめて新聞の話題ものを読んでセンスを磨いてくれ。

 


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