ペン森通信
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新聞よりITの天下
4月1日は、1年中で一番好きな日である。1月1日は年の初めの日で正月だから特別扱いだが、4月1日のほうは別れの3月から一転して出会いの月と変化する。あちこちに開花した桜が裸木のなかに白っぽく丸く見え、風景もじつに鮮やかで清新だ。この出会いの月にインドネシアの邦人紙「じゃかるた新聞」に職を得た16期生がきょう東京を離れる。「じゃかるた新聞」に行きたいが、と聞かれた際ぼくは行ったらいいと大賛成した。

最近の若者は壁があると自ら停まる「自動停止の車みたい」ときのうの朝日天声人語が皮肉っていた。冒険をしない安全運転の若者がペン森にもいる。もっともスマホ全盛の時代だし、このIT関連がどうように席巻してゆくかもわからない。大手新聞といえども先行き不透明である。このような業界を志望すること自体、人生の大冒険かもしれない。とはいっても、権力監視の記者という職業は新聞がつぶれてもなくならないだろう。

問題は、やさしすぎる傾向が顕著な平成生まれの若者が権力に対して厳しく接することができるか、だ。略式起訴の猪瀬前都知事の処分の甘さに対して検察を追及できるか、渡辺みんなの党代表の8億円問題についてあなたは8億円をなにに使ったのかと本人を攻める落とすことができるか。小保方STAP問題は画像のねつ造が認定され大報道がなされたが、異端の発見が迫害を受けた事実は歴史上ごまんとある。そうだったらまた走る?

新聞の影響力が一番強く報道言論機関として王者の立場を謳歌していた時代は、すぎさって、新聞は役割を終えたのではないかとすらぼくは考えたりする。代わりにテレビにがんばってほしいが、テレビの報道参加このかた、一斉に同一方向に走るマスコミの体質は加速されたように感じる。テレビの若い記者はNHK以外、十分な教育を受けているとも思われない。ニュースの深堀ができるようテレビの若手記者は思慮深く活動してほしい。

新聞に対抗するマスコミはラジオしかなかった、という時代を若いひとは想像できるだろうか。毎日新聞もプロ野球チームをもっていたが、現在は楽天、ソフトバンク、DeNAと3チームが新興IT企業である。栄枯盛衰は世の習いといえ、なんという変化だろうと年配者は驚くばかりだ。そもそもプロ野球自体、往時の人気はない。巨人軍はまだ人気球団だが、全体にサッカ―に押され気味だ。テレビのプロ野球中継も 激減している。

ジャカルタへ向かう16期生がきのう挨拶に来た。地元仙台の銀行に勤めていたが、マスコミへ就職への夢をようやく果たした。これから日本企業がどんどん進出する東南アジアに目をつけたかれはいい体験を積むにちがいない。人類の富を伴う発展はアフリカから時計まわりでヨーロッパ、アメリカ、日本・韓国・中国と来て東南アジアにたどりついた。東南アジアは洋々たる未来を秘め、発展の期待がこめられる楽しみな地域だ。

夕闇せまる新聞とは大いに異なり、ITは対照的である。東南アジアはやっと朝を迎えたばかりで、季節で言えば4月。これから新芽、若葉と生命力に満ちたシーズンとなるが、東南アジアも季節で言えば5月、生命力にあふれている。本日から大手新聞とNHKの春採用試験の本番。人生の大冒険がはじまるわけだ。

       


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