ペン森通信
ペン森生という同時代の友へ
 考えるまでもなく、ぼくはいま人生いちばんの自由時間がある。うまくしたもので自由に動けるのに金欠だ。貧窮貧困にあえいでいるわけではないが、旅が思うようにできない。企業年金のない会社2社に職をえたのが悔やまれる。それでも厚生年金はぼくの分月20万円+妻の国民年金がある。日常の家庭生活はできる。酒も飲んでいる。幸い九州に赴任している男子の教え子が好きな銘柄の芋焼酎をしばしば送ってくれるから助かる。

 好きな芋焼酎は鹿児島県屋久島の三岳だ。5年前同じ京王線沿線に住んでいた女子と帰下車して飲んだのが三岳だった。これはほんのりと甘くさわやかでお湯割りがおいしい。その飲み友だちの彼女とは8月末長崎を旅した。文化庁が推していたが、世界遺産の推薦に漏れた長崎の教会群を訪ねた。費用は彼女がほとんど負担してくれた。「だって、社会人ですもん」というのが、費用をもってくれる理由だった。けっこうキモの太い女性である。

 教会は昔、ポーランドで入ってみたほどの荘厳さと大型ステンドグラスの原色鮮やかな光の絢爛さはなかったものの、民衆が支えてきた素朴な深い敬虔さを底にたたえていた。ぼくの家系は浄土真宗だが、本願寺とは異なる西洋風の教会の中に足を踏み入れると、普段感じたことのない感動につつまれた。レンタカーの運転も彼女がしてくれた。じわじわといまでも胸に来る旅。現在、べつの女の子から北海道に行きましょうと誘われている。

 温泉、酒、海鮮、風景を楽しみましょう、と。もちろん酒友の20代前半女性。「免許証返上なんてしないでください」と頼まれているが、返上はもう決めたことだから、やはりそうする。これまで、ぼくがペン森生のあっし―をやって伊豆・中部・信州・北陸・東北とほとんど行きつくし、富士山の5合目まで2回も車で登った。オートマ車のサードを使ったのはこのときだけ。70歳で車を手放したのは、税金などの経費が苦しかったからだ。

 ペン森卒業生の結婚した女子のなかには夫のフ―ゾク通いは目をつぶると割り切っているひともいる。ぼくはフ―ゾク、パチンコ、カラオケなどにはまったく関心がない。早くも、なのか、これが通常なのか知らないが、もう7,8年前から男としての機能は失っている。男子ペン森生が心配して海外旅行で旅の恥をかき捨てて、秘薬を買ってきてくれた。都内のその手の有名薬局で、これまた効能ありという薬を買ってくれた男子もいる。

 いまもそのまま持ち歩いている。無用だが北海道へもこっそり持参するつもり。車の免許がないとなればJR北海道しかないが共同通信なみに不祥事連発の路線だから乗るのが怖い。来年あたり安全安心だろうか。第一、ぼくの不自由な左足はどうなっているのだろうか。杖が必要かもしれない。間違いなく、月日を重ねるごとにぼくの年輪も増してくる。若いペン森生も例外なくばあさん、じいさんになる。いま、意識しないだけである。

 悠久の歴史からすれば、若いペン森生も老いたぼくも、ほんの一瞬だけ同時代に生きている。同時代に呼吸をしている。同時代の仲間であり、友だちである。これまでのブログと内容の重複する部分の多い更新になった。以下は同時代の友へのお知らせ。

*ペン森の講師をしてくれていた谷雅志を追悼する瀬下塾ジャーナルができた。きのう220人分発送したが、届かないひとは大半、住所変更を知らせなかったため登録されてないひと。インクがにじむなどの都合で送れなかった20人分は追加発送しました。
*次号に続編を予定しているので、追悼文を寄せたい方は急いで期と所属を付記し本文400字書いてメールでペン森に送信してください。

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