ペン森通信
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ほんとは不平等な消費税
 台風一過の大快晴。どんどん秋めいてくる。本格的な秋になるだろう10月1日になると、阿倍首相が消費税に関して正式に発表する。報道によると、阿倍はすでに決めていて3%を上乗せして消費税は来年4月から8%になるのは確実。消費増税をすると、アベノミクスで上向いてきた経済の腰折れが心配なので、阿倍は財務省に対して5兆円の経済対策を要求して圧力をかけているらしい。5党円は消費増税の2%分にあたる。

 3%の値上げ分のうち2%は政府が手当てするというのだから、これでは1パーセントずつ上げればいい、という本田悦郎内閣官房参与の意見と差し引き変わらない。安倍のブレーンとして脚光を浴びるアベノミクスの応援団長、濱田宏一エ―ル大名誉教授も来年4月増税には反対だ。このひとは1年先延ばしにすればいい、という考え。経済成長が年率4%にならないと安心できないと言って、経済対策は馬鹿げた話と切り捨てている。

 つまり、「右手でおカネをとって、左手で渡すようなものだ」というわけ。阿倍が各界の60人から消費税についての意見を聞く機会を設けたのもいまとなっては、アリバイづくりの感なきにしもあらず。国民の多数が消費税アップに賛成しているからだ。ぼくは条件付きで賛成している。もともと消費増税は年1兆円規模で増える老人の医療費など社会保障費の財源を確保するのが目的の税である。目的どおり充ててくれれば文句はない。

ただ復興税を復興とは無関係の奥縄の海岸工事などに使われているのをNHKがスクープしたのをきっかけに、無関係使用がどんどん明るみに出た。はたして、消費増税分は社会保障に回されるのであろうか。どうも信用がおけない。自民党お得意の公共事業に使われるのではないかという疑念がわいてくる。消費増税を前に社会保障費に充てるという話はいつの間にか立ち消えになったみたいだ。社会保障費の財源にしない増税には反対する。

3%とはいえ、ぼくら低所得の年金世代には痛い。低所得とはいってもぼくは持ち家もあり、まあ恵まれている。家なき、職なき低所得層がいることを思えば幸せだ。日本には年収200万円以下が1100万人いるといわれ、貧富の差は拡大するばかりだ。アメリカはほとんど同じ数の富裕層がいるが、日本の富裕層は世界で2番目に多い約358万人。年収100万ドル以上を富裕層というが、単純に考えれば年収1億円以上の金持ち層だ。

消費税はみんなが平等に負担する平等税だと言われるが、とんでもない。世代間貧富間の不平等税である。若い世代は営々と払い続けねばならないし、低所得者の負担は大きい。税率も平成15年10月には10%に引き上げられる予定だが、このときになってはじめて低所得者対策が取られるらしい。海外では食料品などの生活必需品は軽減税率を導入しているところが多いが、日本でどうなるかは具体的にはなにもまだ決まってない。

ぼくら年金生活者も年金支給が細くなっている。2・1%の復興税のことを忘れているからそう感じるのだ。自動的に引かれることにはすぐ慣れて関心も鈍感になりがちで文句もいわないが、使い道にはもっと敏感になってどんどん文句を言わねばならない。


 
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://penmori2007.blog108.fc2.com/tb.php/575-bb9e4f4f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

瀬下先生

Author:瀬下先生
FC2ブログへようこそ!





最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。