ペン森通信
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老人の逃げ切り天国
 ぼくは休日の土日は食料品や生活用品の買い出しと朝昼晩の後片付けをする。いつのまにかそうなった。買い出しは妻が購入品のメモとそれに見合う金額を用意していたが、これもいつのまにか、おカネもぼくが負担するように変化している。まあ、ボケ防止と軽い運動だ。昼食は妻の手づくり弁当だから、昼食代はかからない。昼食の節約が1日平均700円だとすると、週3500円月1万4000円浮くことになり、それが買い出し出費。

 もちろん赤字である。でも、全体が大した金額ではないからなんとかしのげる。ペン森の外で酒を飲むこともないし、パチンコもしない。1週間に1000円も使わない日がほとんどである。使うとすれば本代が主。これも神保町という地の利をえて、古本店で100円の本を買ってすませたり、うちの近くのBOOK・OFFで安い本を買って倹約することが多い。いま読んでいる北方謙三の『水滸伝』もBOOK・OFFだ。

 趣味と言えば、列車の旅くらいで、まあ無趣味のほうだろう。地方に出向けばどこにでもペン森出身者がいて、歓待してくれる。別にあてにしているわけではないが、かれらがぼくに払わせないから、10万円用意して行けば大抵すべて足りる。JRは遠距離3割引きのジパング会員だ。新幹線「ひかり」と「さくら」に在来線特急代を含めても東京―長崎往復3万3070円。「のぞみ」にはこの割引は適用されないが、ぼくは気にしない。

 収入はないが、もらう受講料は日本酒と焼酎に化ける。これまでの大学講師などの蓄えを切り崩す明けくれだ。今年は結婚披露宴によばれることも極端に少ないから、ご祝儀の出費がかさまずにすみそう。ご祝儀に包むのは3万円が多く、ときどき5万円だが、これが一昨年のように年7,8回あると預金も一気に減る。今年はおそらく年齢のせいで講師のオファも絶である。預金は出る一方で入金の予定もない。それでも貧乏感にはほど遠い。

 現在の老人は恵まれている、と思う。世代的にはぼくは年金を支払った分より多く支給される逃げ切り世代だが、若いひとたちの負担はこれから大変だ。消費税10%で増大する国の借金はまかなえないだろう。医療費はぼくで1割負担だが、政権が考えている2割負担でも個人的にはどうってことはない。リハビリに通ってマッサージと電気の干渉波治療を受けていたが、1回たったの100円。あまりに安く気の毒で通わなくなった。

 行きつけの医者は「まだ働いているんですか」とびっくりしているが、ぼくは収入よりも健康のために働いている。ペン森は若い人たちが集まっているから、ぼくのように感情量の多い老人には刺激たっぷりですばらしい。外見上の年齢はともかく内面はまだ青春に近い。定年をすぎてなお働ける、あるいは働きたい年寄りは少なくない。労働力人口が減少していくのを補うには年寄り、女子、移民の三つしかないのにひまな老人が多すぎる。

 女子の3年育休は女子のあいだですこぶる評判が悪い。3年後職場に復帰してから元どおり仕事ができるかどうか、心配なのだ。ぼくは移民による多様性の導入がいいと思っているが鎖国ニッポンは移民に興味はないようだ。どうも老人だけが恵まれた老人天国ニッポンだ。まあペン森は老人天国だけどね。

 
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