ペン森通信
旅心わいて駅弁を思う
 このところ気温が低いが、あさっての日曜日あたりから高くなるらしい。陽気がよくなると旅心がうごめきだす。孫娘と四国へ行って間もないのにもう時刻表を手にして、行きたい場所を探すありさまだ。昨夜、8期女子に「温泉へ行きましょう」と誘われたが、部屋に温泉が引いてあるコテージがいいなあ。ぼくが会員になっているのは伊豆高原のルネッサ赤沢・城ヶ崎だから、三島でうなぎを食べて熱海から向かういつものコースがいい。

 もっともルネッサはちょっと行きすぎの感じもある。合宿でも何回か使ったし、ぼくの会員カードには20個も利用印が押してある。次回は宿泊無料となるので、割り勘にしても同行者はうんと得をする。7月26日までは1泊2食付き8800円、土曜日とGW中と7月14日は10800円で夕食には『アワビの踊り焼き』「サザエの壺焼き」「伊豆牛の鉄板焼き」の中から1品選べるサービスもついている。各コテージの風呂は温泉がでる。

 部屋の風呂の蛇口から温泉が出るのは、山梨・勝沼のぶどうが丘にある町営のホテルもそうだ。ここも合宿に使ったことがある。1000円で地下のワインセラーで何十種類ものワインの試飲ができるので、ぼくのような飲み助にはたまらない。試飲だけで十分に酔ってしまうくらいだ。ホテルに連接する温泉「天空の湯」の眺めも素晴らしく、まさに天空にいるムード。ただし、ここのレストランは夜景が食欲をそそるが、食事はまずい。

 料理はおいしくないが、量はそんなに多くないからぼくら老人は助かる。温泉地の旅館は料理の品数を競争のようにそろえるが、もったいないことにぼくは何品か必ず残してしまう。酒の肴になるおかずだけ手をつけて、あとはご飯もみそ汁も口をつけないまま。こういう旅館・ホテル、家庭などの食べ残しの総量は約2200万トン、1人当たり171キロになる。一方、世界では食料不足による餓えや栄養不良で8億人が苦しんでいる。

 食料不足によって世界では餓死し、あるいは死にそうな人びとが日本の人口の約6倍もいるというのに、もったいない運動もマータイさんの死亡でなんだか尻すぼみ状態になった。ぼくらの世代は駅弁のふたに付いたご飯粒の一粒一粒を箸でつまんで食べたものだが、
いまどきはふたと中身のあいだに薄いラップ様のものが挟んであって、普通ふたにご飯粒が付着することはまずない。おかずの類も種類も多く豪勢になった。

 駅弁のおかずは多少濃い目に調理してあるので、酒の肴にはもってこいだ。さすがにぼくも駅弁は食べ残すことはない。ぼくは駅弁ではおかずとご飯が別々に入って2段かまえの中央線小淵沢の「元気甲斐」(1300円)が好み。これは朴の葉が底に敷いてあって香ばしい傑作駅弁だ。ただし列車の中ではいささか場所が狭くて食べにくい。「元気甲斐」もいってみれば幕の内スタイルだが、幕の内が酒のつまみにはもっとも合う。

 旅はやはり行ってないところに行くのが新鮮で一番いいだろう。とすればぼくにとっては山陰本線ということになる。カニの本場だが、カニにはほとんど興味がない。駅弁は「城下町とっとり」(1050)いいかな。「とっとりの居酒屋」(1350円)もよさそう。だれかいっしょに行かないか。駅弁をおごるよ。

 

 

 
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://penmori2007.blog108.fc2.com/tb.php/533-00e66c28
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

瀬下先生

Author:瀬下先生
FC2ブログへようこそ!





最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する