ペン森通信
ぼくのぬる湯ベスト10
卒業生もふくめて最も旅をする旅友は10期生の女子である。10期生だからもう7,8年の旅友だ。多いときでも年3回程度にすぎないが、なにも起こらないまま長続きする。その彼女からぬる湯への誘いがあった。「近場だと山梨の増富ラジウム温泉、群馬の霧積温泉、静岡の畑毛温泉あたりが先生好みの温湯かと」。増富と畑毛にはすでに行って、温泉につかった。ぼくは温泉好きだが、熱いのが苦手だからシャワーだけということも多い。

温泉へ行ってシャワーだけ浴びて帰る、というのはまるで間尺に合わないが、ぬる湯にはなかなか行きあたらず、熱湯に入るよりはましだ。温泉のガイドブックにも源泉や温泉の温度表示はまずない。ぼくの熱めとぬるめの境は40度。ところが最近、湯温も記してあるガイド本を見つけた。『旅の手帖』のムック「達人の秘湯宿」である。年に100日温泉取材をする秘湯大好きの温泉紀行ライター飯出敏夫著。以下、ぼくのぬる湯ベスト10。

10期旅友女子は飯出と面識があるそうだ。ぼくが近々行きたいのは ①群馬県水上町の川古温泉・浜屋旅館。ここは猿ヶ京温泉の1湯らしい。ぼくにとっては懐かしき猿ヶ京だ。この温泉郷に仲間数人と別荘を建てようという話が盛り上がり、3回土地を見に行ったことがある。結局、夢は夢で終わったが、そういういきさつがあるから行きたい。ほとんどの滞在客が2,3時間入浴するという。30人は入れる混浴露天風呂も魅力。

群馬県の西上州エリアには高温の湯はわかない、ということもこのムックで知った。②下仁田町の下仁田温泉・清流荘。ローカル線上信電鉄の終着下仁田駅から2キロ足らずの1軒宿。源泉温度14度の炭酸泉を加温、イノシシ、シカ、キジ料理と自家栽培野菜を食することができる。③山梨県早川町の奈良田温泉・白根舘。昭和27年に開業した山里の1軒宿。内湯は源泉かけ流しで真綿に包み込まれるような名湯らしい。ぼくも包まれたい。

山梨県にもぬる湯の名湯がそろっていて、身延線の下部温泉がその代表格だが、ここは先を急いで新潟県へ。④三条市の越後長野温泉・嵐渓荘は木造3階建て。大正ロマン風の客室に人気があるそうだ。ごく親しい女子を伴っているときは平成4年建築のバス・トイレ付きの客室がいいな。老人は小便が近い。一気に静岡に入り、⑤静岡市の田代温泉・民宿ふるさとは大井川鉄道から「南アルプスあぷとライン」に乗り継ぐ。奥大井の秘湯。

⑥岐阜県高山市の新穂高温泉・野の花山荘。眺め抜群、露天風呂からの視界が広い。オープンキッチンスタイルと暖炉の置かれたロビーで会話が弾む仕掛け。⑦富山県氷見市の指崎温泉・民宿いけもり。ここはなんといっても富山湾の新鮮な海の幸で一献傾けたい。寒ブリ、ズワイガニ、アンコウ鍋に氷見牛のたたきも加わる。⑧富山市の越中山田温泉・元湯玄猿楼は開湯701~4年の古湯。自噴するアルカリ性の美しい湯の温度は40度。

『江~姫たちの戦国~』もヘンな大河ドラマだったが、その姫たちが入ったらしいのが⑨滋賀県長浜市の須賀谷温泉。赤褐色の湯に特徴があるが、ツインベッドの洋室仕様がぼくにはありがたい。古湯といえば、弘法大師が発見したといわれる ⑩島根県吉賀町の木部谷温泉・松乃湯の源泉は間欠泉だ。濃い茶褐色の炭酸泉でいかにも効能がありそうに見える。



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