ペン森通信
レバ刺し禁止と反日デモから連想
レバ刺しは口にしたことはなかったが、今年7月1日に禁止されたことは知っていた。たかが牛のレバーが生で食べられなくなるというだけのことなのに、なぜこれほど大騒ぎをするのだろうかと当時、ふしぎに思った。その後、レバ刺しもどきの登場は何回かテレビで見た。しかし、全体としては禁止令の施行と同時にレバ刺し騒ぎはピタリと止まった。この止まり具合が中国の反日デモの強制消滅に似ていて、気色悪かった。

「生食文化に政府は口を出すな」と気炎をあげていたひとたちはやはり従順な日本人だった。中国人は従順ではなく、相当に扱いにくい国民性だが、なにしろ泣く子も黙る共産党一党独裁である。上からの指示や命令を破ったり無視したりすると怖い。その怖さが骨身にしみているから一斉にデモは止んだ。まことに不気味。表現の自由が認められている日本でどうしてレバー食いが嘘のように消えたのだろうか、首をひねるばかりだ。

たとえばぼくは焼き肉店には30代までずいぶん通った。神保町の京城苑が行きつけだった。レバ刺しなんて見たことも聞いたこともないころだ。脂っこいカルビが好みで、紹興酒を飲んで牛のしっぽのスープにひたしたおじやのテグタンで閉める、というのがぼくのコース。現在まで20年くらい焼き肉店にはほぼ行ってない。ほぼというのは前のペン森があったビルの近くに焼き肉店があったからだ。やむをえず3,4回何人かと行った。

話はそれるが、京城苑から路地を入ったところにアナゴ専門のすし店があって、そこは不潔だった。アナゴすしを握ったり巻いたりする白い上着を着たおっさんが、しょちゅう床につばやたんを吐く。目ざわり耳ざわりでたまらなかったが、たれをつけないアナゴが美味なので何回か通った。中国の食風習を連想させるおっさんのつばたん吐きが不潔だった。そういうおっさんにはつばたん吐き禁止令を出しては取り締まってもいい。

再び話はそれる。食いものの話題には連想が連想を生むようなところがあるからご容赦を。社会部の新宿支局に勤務していたころ、仕出し弁当を取り寄せたら、ふたの角にごく小さなクモの巣があった。まだ血気盛んだったぼくは仕出し屋の主人を呼びつけ怒鳴った。
その際、保健所に通報したかどうかは記憶にないが、仕出し屋は3日くらい営業を自粛したように思う。あるいは知らせたのだろうか。仕出し屋の謝罪ぶりをよく憶えている。

 土日の休日は旅にも出かけない。うちですき焼きだ。ひとつ先の駅、多摩センターの三越地階に入っている肉店の牛肉1000円盛りきりを2パック買えば十分。翌日のぼくの弁当まで解決できる。ぼくは弁当男子なのだ。すき焼きもそうだが、鍋ものに必須の白菜は中国・朝鮮から輸入して品種改良を加えて全国に広まった。いまは食品をただ輸入するだけのような気がする。日本人の嗜好に合致する品種改良を重ねているのだろうか。

 中国は最高権力者の交代が行われる。日本の高度経済成長の入り口となった所得倍増をぶちあげたが、伝えられる官僚腐敗と貧富の格差はただごとではない。体制や制度を輸入して自国に合うよう、改良しなければ国が内部から自然に崩壊してゆくのではないか。レバ刺しを食べれば体内が崩壊するのだろうか。ブリの刺身のほうが食べたいけど。
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