ペン森通信
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スマホの興隆、旧メディアの凋落
あす10月3日から来春むけ中大の論作文講座がはじまる。キャリアセンターから依頼されて部外の講師を務めてから、何年になるだろう。キャリアセンターもまだ就職課と呼んでいたから、10年近くになるだろう。並行して職員として担当した中大ゼミ生からペン森に入塾してきたのがペン森10期生だ。このあいだゼミ1期生が来訪して8年ぶりと言っていたので、かれこれ中大とはかれこれ10年のつきあいになる。

 ペン森でやっていることと大学でやっている内容にはたいして差がない。以前は中大のほかにお嬢さま系女子大とその系列の短大、ペン森に近い日大でも講師をやっていた。4つの大学で5つの文章講座をもっていたのである。中大のゼミは職員扱いだったので、70歳定年で担当しなくなった。女子大も同様に定年でやめた。短大は少子化による学生減で学校自体が閉校になった。遠い距離にある女子大にもよく通い、忙しい60代だった。

 もっと忙しかったのは大学受験小論文の通信添削をやっていたころだ。なにしろ1学年の全員を丸投げしてきた東京の女子高もあった。人数は80人くらい。ほかに埼玉、秋田の高校も学校がペン森を勧めたらしく、一校につき7,8人の面倒を見た。東京の名だたる受験校の生徒も応じてきて東大法学部、京大経済学部へ数人が合格した。ただし、京大経済学部は日本語の論文だけでなく英文の論文と数学もあってお手あげだった。

 よくしたものでこの繁忙時代、ペン森には東大生や東大大学院生も文学部、法学部、工学部と分野がそろっていたから、SOSを出すと直ちに応援してくれた。京大アメフト部のマスコミ志望者も通信添削の受講生となり、朝日やNHKに合格した。日本ナンバーワンだったこともある京大アメフト部がまだ強かったころである。交通信号が変わったとたんに飛びだす練習法を繰り返していたという部員はNHKに入っている。

 小論文の添削を受けた女子高校生もICUや上智の学生となってペン森の受講生となって馳せ参じ、それぞれ大メディアに就職していまや子持ちである。56歳ではじめたペン森を「先生20周年まではやってください」と切望されるが、さてそれまでもつかどうか。
資金もそうだが、ぼくの体があと何年耐えられるかが問題。来月74才になるじじいだ。女子が旅に誘ってくれるのがありがたく、気分だけは若いままである。

 ついに今年も夏休みがとれなかった。ちょうどいまの時期は17期生の就活が一段落して、18期生の入塾を待つ端境期である。近年どんどん減少傾向にある受講生の入塾は少なくなる一方だ。「いま何人在籍しているんですか」と聞かれても正確なところはわからない。5人は秋採用不振で来春まで持ち越すが、やめたのか継続しているのか不明な者もいるので正確な人数はわからない。やめたのかと思っているとひょっこり来る若者も多い。

 あすから毎週水曜日にある中大講座の申し込みはわずか10人。6、7年前は60人を超えていたのに。メディアの信頼度や興味関心が同じように下降しているのか、じじいには教わりたくないという反応が露呈しているのか知らないが、スマホの隆盛にこれでいいのか、と叫びたくなる。ついにぼくも古いケ―タイをスマホに替えるけどさ。

 

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