ペン森通信
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なぜ大学生の処女が増えたか
 先週末、久しぶりに昼間の新宿を歩いた。どこから湧いてくるのか若者を中心に果てしないひとの群れである。ぼくが新宿の街ダネ担当だった時代、九州から転勤してきた先輩が言っていた。「毎日どこで祭りをやってんのだろうというぐらいの賑わいだな。あまりの雑踏に息子は駅の階段で吐いたよ」。ぼくは用があって行ったのだが、この連中はどのような用向きででてきたのだろうか、と思った。ただぶらぶらしているんじゃあるまいか。

 ぼくの用事というのもじつにくだらないことで、日活ロマンポルノのDVDを新宿TSUTAYAに借りに行っただけのことだ。それは園子温監督の『性戯の達人 女体壺さぐり』という懐かしの成人映画。日活ロマンポルノは71年から2000年ごろまでつづいた成人映画だが、作品的に凝る必要もなく、短期間に安価にできたので、監督の登竜門でもあった。いまをときめく園子温監督が手がけたロマンポルノだから興味があった。

 新宿TSUTAYAは数カ月前、この映画を園子温監督の掘り出し物として特別扱いしてPRしていた。園子温の存在はほとんど知らなかったが『恋の罪』を絶賛する10期女子がいたから、とりあえず有名な『愛のむきだし』を観てみた。それは去年か今年初めだったが、どんな映画だったか、もう9割9分忘れている。どぎつい映画だったような、その程度の印象。しかし『女体壺さぐり』は観たいし借りてみようと思ってきたのである。

 ところがこれもじっくりどころか早回しで消費した。もしかして演技にうるさい園子温本人も恥じているのでは、と感じさせるほど不作。嬌声性交は過大、それがいかにも作り物めいてリアル感に乏しい。まあ、ポルノ映画にリアル感を求めるのも場違いだろうが、ぼくはホテルに備わっているAVのほうにひかれる。温泉ホテル支配人に「どうしてこの種の映画が見られるテレビになってるの?」と尋ねたら、「新婚さんに必要だから」だと。

 新婚さんも視覚的な刺激物があってこそ、燃えるらしい。新婚だから若いんだろうに、よその力を借りなければだめなのか、情けない。日本性教育協会の発表(4日)によると、男子ばかりか女子も草食化傾向がいちじるしい、という。全国7700人の中高大生を対象にした調査によると、性交体験ありは男子大学生54%、女子大学生47%と下落に転じた。性情報氾濫のなかで05年より男子7ポイント、女子14ポイントも減っている。

 逆からみれば童貞率、処女率が高くなっている、ということだ。この事態をどうみればいいのか、草食化の加速以外にもさまざまな解釈が成り立つ。男女の出会いの機会が少なくなった、という現象も大きいだろう。うがった見方をすれば、生身の異性を相手にするのが怖いのだ。ぼくは案外、少子化のせいで親の子離れが進まず、親が子を引きつけて、口うるさく干渉あるいは嫉妬するから親が怖くて大学生が恋愛をしなくなった、とみる。

 じゃ、この軟弱な若者群を7人の子持ちでも満足せず、コスプレ不倫がばれた橋下維新はどうみるか聞いてみたい。清楚好きのぼくは処女増加大歓迎だが、それがどうした、といわれれば返事に困る。 

 
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