ペン森通信
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ペン森から「石井光太」をだすぞ!
 冬になると体中が少しかゆい。湿疹があるわけじゃないから、老人の乾燥肌のせいだろう。薬屋の店先にメンソレータム近江兄弟社のかゆみ止めがあったので、さっそく買った。ところがだ、背中の全面積にかゆみ止めは塗れなくなっていた。右手も左手も届かない部分がある。こりゃ年をとったなあ、と自覚せざるをえない。ぼくは後ろに反りかえって腹を上に、手のひらを床につけたまま歩ける?くらい柔らかかったのに。

 数年前まで、背中がかゆくても孫の手なしに自分の手でくまなくかくことができた。だからいまだかつて、背中を流してもらったことはない。それがどのような感じがするかもわからない。気持ちがよいのだろうがそれはどのような快感なのか、こそばゆいのか、気分が高揚するのか、興奮するのか。これまで全身のあらゆる部位のなかで背中だけが、だれも触れたことのない聖域だった。肉親をふくめて他人の背中を流したことも皆無である。

 背中全部に手が届かなくなった、というのは体が硬くなった証拠だろう。背丈も縮んできたような気がする。166センチあったのがいまは164センチくらいしかないかもしれない。100歳の日野原重明医師は7センチ縮んだというから、やはり歳を重ねると体はしぼんでくるらしい。そうすると、愚息も短小化してしまうのであろうか。もともと猛々しくも隆々たるものでもなく貧弱だったが、これでは縮んで極貧になってしまう。

 昔はこうだった、という老人の繰りごとは若者を相手にする立場としては、戒まねばならないが、まあぼくは過去にあまり執着するほうではないから、ときにはお許し願いたい。昨夜も言ったことだが、ESラッシュのいま、女性誌、漫画・アニメ・音楽方面は大の苦手、お手上げだ。その代わり新聞ESは得意分野だろう。ただ、感覚的に多少は古い恐れもあるから、能力的にもはや通じないのではと考えることもある。

某大手紙がルポ紙面を新設するらしいときいた。これは楽しみだ。ペン森生がルポで活躍できる機会がふえるからである。まだ署名記事がないころ、ぼくは署名のルポをけっこう書いた。これまでのぼくの相手は不特定多数(新聞・週刊誌)→特定少数(ペンの森)ときたから、行きつく先は特定個人である。特定個人を世に送り出してぼくの理想を開花させたいという欲望が湧いてきている。つまり行動を共にする若者を探しているのだ。

 古きからの連続性を意識しながら、先の可能性に懸けるほうをぼくが選択しがちなのは、まだまだ枯淡の境地には至らず、生臭いところのある老人だからだろう。行くべきか、行かざるべきかだと、行くほうを選ぶのは昔から変わらない。やるべきか、やらざるべきか。やるんです。問題は特定個人に名乗りをあげるペン森生がいるかどうかだ。老体についてくる古風なペン森生がいるかどうかだ。ペン森生から出でよ、石井光太!

 

 

スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://penmori2007.blog108.fc2.com/tb.php/421-c831b18f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

瀬下先生

Author:瀬下先生
FC2ブログへようこそ!





最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。