ペン森通信
おいしいものにありつきそうな予感
 ぼくは日本社会については悲観的だが、自分自身については悲観も楽観もしてない。もう人生の残り時間が少ないので、前方が明るく広がるという活況は望めない。ただペン森の若者を相手に酒を飲んで笑いさんざめき、ときにはr指定トークに時間を忘れ、好ましい女子の旅友候補が見つかれば声をかけ、限定された範囲でうるおいを楽しむ。読書も内面を耕作してくれるが、いくら耕作してももはや実りは求めない。楽しめればいいだけ。

 個人的には読書は娯楽だから、DVDや旅と同じように取りかかる前の期待がふくらむ。本来が活字好きなので本の所有は多いと思う。書棚には未読の本がかなりある。読まねばと気になっている。ステファン・ツヴァイクの『バルザック』、藤沢周平の『白き瓶』、ハーマン・ウォーク『ケイン号の叛乱』、ラインホルト・メスナー『メスナ―自伝』とたちまち書名がでてくるほどの強迫観念がある。要するに分厚い本は後回しにしてきたのだ。

 ぼくはおいしいものを最後に口に入れるほうだから、おいしい作品が残っていると思うことにしている。購入した当時はいまより若いわけだから当然、エネルギーもまだあった。分厚い本を読みこなすのが平気のはずだったのに、なぜ未読本がかくもあるのか。書棚6000冊のうち20分の1は読んでないかもしれない。同じ題名が単行本と文庫とあったりするから、読んだことを失念しているケースもよくある。

 失念の傾向はだれにでも共通すると思うが、ぼくの場合は単行本以外に同じ題名の文庫が2冊、3冊あったりするからちょっと度がすぎている。もちろん買う際はページを開き冒頭部分に目を通してチェックするようにしている。ところが老眼鏡をかけず、裸眼でぼんやりとした活字をたどるだけなので、ストーリーの把握までには至らない。これは老化現象というよりも、内側から凋落していく過程に入ったと見るべきではあるまいか。

 たしかに記憶再生装置はもはやメンテしても間にあわない。作文もだれがなにを書いたか、憶えている率がいちじるしく低下した。これには印象深いエピソードを土台に展開する文章にお目にかからなくなったせいもあるので、ぼくの劣化現象のせいだけとは言えない。でもね、老成熟のぼくを補ってくれる仕組みができつつある。7期生の現役記者を中心とした当番制の17期生ES・面接支援システムが動きはじめているので心強い。

 卒業生の支援システムもそうだが、ぼくはここにきて、おいしいものにありつきそうな予感がする。最近女子から旅の誘いが降ってくる。うれしい予感。あのケネディ大統領はぼくと同じく?!マリリンモンローとか女性の噂が絶えない男性だったが、50年前のホワイトハウス女子実習生が8日、交際の日々を語る回顧録を出した。50年後、ぼくも回顧録を書いてくれそうな女子とねんごろになっておきたい。JFKに負けてたまるか。
 
 
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