ペン森通信
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酒なくてなにが己の人生か
 きょうも医者通い。頭部CT撮影の結果を聞きにいった。ちいさな脳梗塞が頻繁に起こっているそうだが、異常があるというわけではない、という診断。要するにこれまでと変わらない生活でよいのか、安心してしまい、いまだに働いていて夜は大飲酒をしているとついうっかり言ってしまった。するととたんに医者から懇願された。「せめて週3日か4日、1日1合にしてください」。つまり週のうち半分は飲まないように、という警告だ。

 たばこを吸っていたころは、酒は止められるけどたばこは無理だ、と公言していた。たばこは脳梗塞で入院したとき、あっさり止めた。たばこ、酒、女、と男の三大楽しみでいえば、ぼくには酒だけが残っていた。酒を抑制すれば男が復活して女についての享楽が倍増するというのであれば、まだ禁酒も我慢できる。1日1合なら飲まないのと同じだから、これじゃ、ぼくには人生の楽しみはなにもない、ということになってしまう。

 ぼくにとっては劇的な変化を要求されたのである。この病院ではヘルペスの手術をした際、外科医にこのままいったら、あなたは近い将来、重篤な病気になりますよ、と警告され、まもなく脳梗塞になったという経緯がある。医者の予告は当たるもんだ、としきりに感心した。きょうの頼りない内科医といえどもばかにはできない。ブログで書いた自走する足はいまのところ安全だが、週半分禁酒とは一難去って、また一難である。

 男が男性機能を失ったことを認識したとき、人生もうおしまいだ、とがっくり落ち込むひとがいるらしい。ぼくはがっかりはしたが、人生が暗転した気分ではなかった。酒は人生そのものであったが、女性は人生そのものではなかったからだ。人生は出会いと別れと男と女で構成されている。若い男だったら女いのち、というドラマもあるだろうが、第四コーナーを回った年齢に達すると、そのようなこだわりはなくはならないが、薄くはなる。

 ぼくは比較的感情の量は豊富な方だと思う。およそ枯れるということがない。いまでも旅をするなら女子といっしょがいい。女子は歳の差があっても、対等の場合が多いからだ。そこへいくと、男子はすぐ上下関係になるから神経も使う。おそらくぼく自身が女子相手だと上下は意識しないが、男子だと若さからくる肉体的な強弱や敏捷さを目にして、すぎ去った自分の過去を見てしまい、下として捉えるのだろう。

 歌手から脚本家になったJは200人の女性と接触があり、その個別体験をノートに詳述していた、という。同じ女性に巡りあったとき、前にもお相手しましたよ、といわれたが気づかなかった。「肉体構造が違う女性だったら憶えているんだろうけど」と本人はなにかの対談で漏らしていた。大阪の俳優、故藤山寛美は100人の相手をしたが、相性がよかったのは3人だった、という。男にとって女は、人生というドラマを形成してくれる。

 ぼくは激しい女性体験よりも、飲酒体験のほうが劇的だ。どちらかといえば、女子よりも酒のほうが好きだった、とここでは言っておこう。女性遍歴よりも酒遍歴のほうが賑やかだったね。焼酎→ウイスキー→ビール→日本酒と転々として、その間に話せぬことも起こした。これから節酒しなければならない。酒なくてなにが己の人生か。もう十分生きてきたから、飲んでもいいか! 

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