ペン森通信
民主党は政党助成金を返上しろ
 このところ、週刊誌がちっともおもしろくない。野田どじょうは地味で官僚的というか内閣自体がどこか閉塞気味でウキウキもドキドキもない。なにか非常にまずい料理を口にしているような感じがある。菅直人はその点、商品価値があったね。隙だらけの稀有な人物だったから、各誌好き勝手にほじくっていた。この総理が引っ込んだとたん、週刊誌は精彩を欠きだした。どじょうは所詮、金魚にはなれないから、しばらくどじょうで我慢だ。

 どじょう内閣は震災の復旧・復興を最重点課題にあげているが、増税論議のほうが先行している。復旧・復興の最大の眼目は除染だとぼくは思う。ぼくが総理だったら、何兆円かけてもいいから、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校のグランドとその周辺、公園、通学路、住宅周りの除染に取りかかる。住民の震災前の日常復帰を一番に考えたい。除染した土などは国有地に厳重に密封して埋める。私有地を国が買って国有化すればいい。

 復旧・復興という言葉は一種のスローガンのようなもので、具体的なイメージは伴わない。津波被災については、復興構想会議のグループが取り組んでいるが、五百旗頭(いおきべ)真議長がしょっぱなから「国民全員で負担」と財務省コントロール化にあるような増税説を切りだしたから、すっかり期待は消えかかっているがね。第一、被災者の身になって考えているのだろうか、官僚が絵を描いているのではないか。

 増税の前に民主党はやるべきことがあるんじゃないの、とよく言われる。マニフェストにぶちあげた議員定数の削減、公務員の人件費2割削減、天下り禁止はどこへ行った。自ら泥をかぶらないで国民に負担を強いる、ひどい政治だ。日本人はおとなしいからこんな暴動のおこりそうな事態でも黙っている。すべては前原元国交大臣が八つ場ダム中止の打ち上げ花火の不作為と同じ。ぼくは政党助成金をそっくり返上してもらいたいね。

 ほんとになんのための政権交代だったのか。どじょう内閣によって、昔の自民党みたいになってしまった。政府税調のほかに民主党の税調までつくった。民主党が野党時代、自民党を二重構造だと批判していたものだ。党の税調会長は元大蔵官僚の藤井裕久である。どじょう総理は明らかに増税路線を敷いたわけだ。民主党は期待→失望→絶望という流れになったと前にこのブログで書いた。依然としてとしてぼくは絶望のままである。

 きょうの報道によると、たちあがれ日本の片山虎之助が参院予算委員会で「野田内閣は『直勝内閣』と言われている」と皮肉った。勝とは財務省の大物次官、勝栄二郎のことだ。
「人事も増税も財務省、事務次官主導だ」片山は口をきわめて批判したらしい。ぼくは増税もやむをえない、とは思うが民主党はやるべきことに頬かむりして、国民に負担を強いるその姿勢が許せない。ただちに政党助成金の受け取りをやめてくれ。
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