ペン森通信
酔ってなくても自由人なわけ
社会部記者だったころ、継続取材が必要な大事件のさい、夜中の1時ごろデスクが若い記者に「きみはすぐ帰れ、早く帰すから朝は6時にでてきてくれ」と指示していた。午前2時に就寝したとして5時に起きれば、3時間の睡眠時間である。気分が高揚しているときは、これでも睡眠不足は感じないものだったが、平常時の10日に1回の夜勤の場合、3時か4時に寝て7時半起床は、30歳の半ばをすぎてきてからこたえた。

 いまでもぼくは睡眠をたっぷり7時間から8時間とらねば1日中、すっきりしない。高齢になると早く目が覚めるが、これは寝ている体力がないからだ。ぼくは遅くとも午前零時にベッドに入り、15分か20分読書するが、目覚めるのはまず4時ごろだ。尿意を催すからである。それからまたひと眠りするわけだが、早ければ5時に目が覚める。このころすでに家内は起きているが、ぼくは二度寝しようと懸命で悶々と妄想のなかに沈む。

 妄想のおかげで好きな女子と何回親しく旅をしたかわからない。それでも妄想のあいだウトウトとまどろんでいるのだろう、睡眠不足の自覚はない。昔から寝付きの悪いところがあるから、睡眠薬は必需品だ。酒が入ってない夜は1錠、入っているときは爪をたてて半分にして半錠を常用している。酒が入ってない夜はまあ皆無だから、毎晩半錠を嚥下してベッドインする。睡眠不足は血圧が上がるので、薬は医者の処方による。

 遅くとも午前零時に就寝するぼくは夜更かしではない。旅にだれと行こうとそれは変わらない。同行女子がいるとすれば、ここ数年は別部屋の場合が多いので、女子がぼくの部屋で話に夢中になっているうち、飲み崩れてしまうのがいちばん困る。だから事前に警告しておく。「ここで酔いつぶれてもいいけど、そのときは解剖するからな」。悪酔いした女子を眺めながらひとり飲みのあげく仕方なく、旅先でぼくは床に寝たこともあるのだ。

 ご存じのようにぼくは20代女子が好きで、とくにA嬢にぞっこんだ。ぼくはあまり決まりごとに束縛されない分、自由人だと思う。ところで若い女子とは別の動物、おばさんには辟易する。ペン森との行き来の電車もほぼ決まっているのに、決まったとおりに行動するのも不得手なほうだ。社会部記者当時、120人の部員のなかで最も出張の多い部員だったが、出張が苦手だった。指定時間に夕食と朝食を摂らねばならないからである。

 だから、温泉地へ行ってもややもすれば、ビジネスホテル宿泊ということになる。外で自由に飲んだり食ったりが楽しい。ホテルに戻った時点でもう出来上がって、よれよれという事態も少なくない。ペン森は賄いの飲食つきだし、ぼくは弁当持参だから、外へ出ることはまずない。旅先ではタクシーの運転手やホテルのフロントが地元の名店を教えてくれるので、美味美酒にありつけることが結構ある。同行女子とそこに行くのも感興がそそられる。

 あすは10期男子が兵庫の芦屋で挙式する。GWの期間中は3割引きのジパング倶楽部が利用できないので、「のぞみ」で新大阪まで行って翌日もう帰着する。ローカル線乗り継ぎの乗り鉄にあるまじき旅の形態だが、式服一式という荷物があるので仕様がない。披露宴で10期生に会うのが楽しみ。二次会もぼくが宿泊するホテルでやるそうだから、酔っても心配ない。一杯やる前の乾杯発声のスピーチが心配。自由すぎないようにせねば。

 
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