ペン森通信
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日常の光景にこそ安心感
「役立たずの門立ち」ということわざがある。役に立たない者が門口に立ってわいわい騒いでもなんの効果もない、と辞書にいう。なんだか菅内閣のようだ。いや内閣ではなくむしろ、菅首相1人で思いつきでわいわい騒いでなんとか対策本部とか対策会議とか、やたら乱立させて、収拾つかない。有識者を参与としてそばに置くが、復興構想会議も含めて、口うるさい友だち連中の口封じのために利用したのか、と勘繰りたくなる。

 管直人みたいなデスクはどのメディアにもいる。小さな事件でも人海戦術をとる、よく言えば心配性、悪く言えば自己保身。おそらく東京電力にもそれに類するタイプは少なくない、と思われる。ぼくも心配性の部類に入るが、心配性というより小心なのかもしれない。地位を守るべき立場にはないから自己保身はもう必要ない。ただ、浮気はしてないが女子が旅に同行してくれる場合もあるので、家庭内にばれないように自己保身。

 人海戦術菅首相のリーダーシップがないことは、いまさら言うまでもないが、好もうが好むまいが民意を反映した日本国の最高権力者である。だがその存在自体、国民にとって危険度レベル7とかもしれない。後のタマがいないのも悲しい。小沢一郎が菅おろしののろしを再びあげた。なにやら不穏なうごめきもあるらしい。内閣不信任案を自民党が出し、小沢系を中心にした民主造反組が賛同可決して、菅よさらば、という説だ。

 大津波は自然災害だったが、原発事故は人災だと指摘されている。人災とは政府や東電の対応のまずさや遅れによって被害が拡大していった、ということだ。人災だとすれば、責任問題はどうなるのだろう。東電はいずれ刑事責任の対象になるのでは、と思う。菅内閣・政府は原発被害住民によって、行政訴訟が起こされるのではないかと予測している。ぼくが住民だったら、訴訟に持ち込まねば収まりがつかない。

 最近は首相や官房長官も防災服は着用してないが、畳みしわのついた真新しい防災服はどうにも違和感があった。ぼくはあの姿も海外に「ニッポン危険」のイメージを助長させたのではないかと思う。発案者はテレビに映るその勇姿をみるたびに、ほくそえんだかもしれないが、いかにも着なれていないようで、かえってみっともなかった。外国人に直接聞いたわけではないが、防災服はアブナイニッポンを広めただけだった気がする。

 当初、民放のアナウンサーもヘルメットをかぶっていた。アナウンサーは地震で揺れていても視聴者に安全な処置をとるよう呼びかけている。その冷静な職業意識に感心したひとも多いだろう。放送局に勤めるペン森卒業生が「アナウンサーは自分自身も怖いだろうに動じた態度を見せず、ほんとにすごい」と言っていたが、その職業意識には頭が下がる。でも、部屋でヘルメットをかぶって放送している様子は、それを帳消しにした。

 防災服にせよ、アナウンサーのヘルメットにせよ、安心感や愛着につながらないのは、それが日常からかけ離れた光景だからだろう。避難しているひとたちはその日常性を切り離された生活を強いられている。住んでいた場所に戻りたいという心境の底にあるのは、家族、近所のひと、仕事なども含まれる日常への回帰だ。復興計画には住民の日常性を慮ってもらいたいが、菅内閣と原発レベル7と余震多発の日常化はお断りだ。

 


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