| 朝青龍はK−1に転身せよ |
安倍続投と朝青龍問題が土日のテレビ情報・報道番組の主たる話題になっていた。朝青龍問題はけさの情報番組でもメインテーマだった。 朝青龍は、さすがプロスポーツマン。モンゴルでヒデなどとやっていたサッカーで俊敏華麗豪快な身のこなしをみせていた。あのビデオの写りが、よたよたと高見山みたいだと、これほどバッシングを浴びることはなかっただろうに、と思うね。 サッカーをやったことが問題ではなく、診断書をだして巡業を休場したのに元気そのものだった、仮病じゃないの、というところに非難が集中している。国技の頂点を張るにふさわしい品格品位がない、これまでも数々の問題を起こしてきた、とも指摘される。 ぼくは相撲通でも相撲ファンでも朝青龍ファンでもないから、そんなに興味はないのだが、このバッシングはどこかおかしい。相撲はそれほど高潔な国技だったのか。外国人に支えられている国技に国技をいう資格があるのか。どこか高校野球が清廉潔白のイメージにこだわるのに似たいかがわしい矛盾をおぼえる。たしかに高校野球は不良青少年の爆発心を閉じこめ、日本青少年の不良化防止に果たした役割は大きいだろう。 肉体闘争を旨とする相撲そのものには高校野球ほど精神性はないが、国技だからきわめてつよい伝統文化という精神主義が求められる。それは横綱就任時の挨拶の言葉に見るとおりだ。いくら立派な漢語や成句をならべても、若貴兄弟が示した兄弟の確執は横綱の品位も品格も裏切って、ただの遺産争いの兄弟げんかみたいだった。 そもそも朝青龍は26歳ではあるが、ある特殊世界で育った単なるワルガキにすぎない。テレビもいままでそれを承知でタレントのようにもてはやしてきたのではないか。それにしても朝青龍も、江戸時代じゃあるまいし、いまどき「自宅謹慎」という処分をする奥の院でよく我慢してきた。日本語の覚え方なんか、かれは並みじゃないよ。ぼくらは 中高大と9年間も英語をやってきたのに、ほんの挨拶程度しかでけん。 ぼくは朝青龍はK−1に転じてくれればおもしろいと思っている。高見山があまりにも無様だからテレビマンはこのさい、朝青龍が日本国技でつちかった強靱な格闘技術をみせて視聴率を上げてほしいと願っている気がするね。もし、朝青龍がK−1に転身したら試合前、相手選手に剣道みたいに礼をして品位のあるところも見せればいよ。
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