ペン森通信
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ワルの小沢にやらせてみたら
 参院選で惨敗したあと管直人は元気がなかったが、代表選がはじまってから元気を取り戻した感じがある。攻撃相手が見つかったからだろう。メディアを通した印象しか語れないが、それは国民大多数と同じ条件。メディアの世論調査によると、代表にふさわしいのは管70、小沢30といった割合だが、小沢人気はメディアも含めてすこぶる悪い。ぼくは、『田中角栄の昭和』(保坂正康/朝日新書)を読み終えて間もないから、小沢はどうしても師匠の無思想利益誘導的金権体質の角栄とかぶさってしまう。

 ぼくは小沢嫌いで通してきたが、みんなが小沢嫌いであるからには、小沢嫌いに便乗するな、という体内の声が聞こえる。だが、どうして不動産売買フェチみたいな小沢を好きになれるだろうか。やはり小沢の政治とカネの疑惑はひっかかる。特捜部が逮捕しなかったのは、小沢が強調するように疑惑が晴れた、わけではない。証拠不十分だったということだ。なぜ、4億のカネを必要としたのか、弁明が二転三転したその点が不信の原因だ。選挙で選ばれる公人は投票行為の材料として有権者に説明しなければならない。

 小沢は説明責任を十分に果たしているとはいえない。検察審査会の2回目の議決がどうでるかわからないが、小沢は仮に強制起訴(訴追)になっても憲法75条の免責措置はとらず「逃げない」と言っているから、総理大臣で刑事被告人という前代未聞の事態になるの可能性もある。そもそも、このような人物が総理候補になるということ自体、日本の政治状況はただごとではない。小沢がメディアの砲火を浴びる道理だ。それでもこのワルは現総理の管よりもふさわしい、という支持者が10%以上もいる。じつは、ぼくもこのワルを日本のリーダーにしてその手腕をみたい。

 管は、倒れゆく日本のつっかえ棒の器ではないことがわかった。人望がいという意味では小悪党だが、しょせんは総理大臣になりあがってその地位にしがみつきたいだけの自己保身者。副総理でありながら普天間に一言もなく、鳩山の失政を待ち、たなからぼたもちを決め込んでいたズル。ぼくは管も小沢と同じくらい嫌いだね。ま、ぼくらには選挙権はないし、ただひたすら2人の考えや政策を聞くだけだが、ベールに包まれていた小沢がテレビに出だしたのがおもしろい。悪漢づらだけど、じじい殺しといわれたかわいい側面もチラと見える。

 2人とも日本の未来をどうするかという未来構想がないが、ぼくは小沢の政治主導に興味がある。小沢が使用限定の政府補助金ではなく、地方が自由に使える地方交付税を増やそうと考えているのは、権限やカネが集中する中央集権から地方主権へ舵を切り替え税金を再分配しようという意図だろう。中央集権は発展途上的な国家運営には効果があるといわれる。戦後日本はこれで発展した。もはや日本は成熟国家で政治だけが未熟だ。小沢の地方の自由裁量を拡大するという立場にぼくは同意する。歴史上の権力者は角栄も含め、たいていワルだった。小沢がヒトラーみたいに変心したら困るが、68歳じゃ賞味期限も短いだろうよ。


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