ペン森通信
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竹馬の脚みたいなダリのゾウを見ろ
 昨年夏、ペン森生と新潟→秋田→山形→福島とドライブした。福島は会津若松から米沢に行った。米沢はケネディが大統領会見で尊敬する政治上の人物としてあげた上杉鷹山の治世で知られる。その件でなにかネタになるものはないかという魂胆は、昼に名物の牛肉を食べただけで砕け散ったが。
 米沢から裏磐梯の五色沼に向かうさい、五色沼へのコースを間違えたら、見覚えのある美術館が目についた。「ここは前にきたことあるよ。ダリの彫刻がそろっていてすばらしい」「はいりましょ」。こうして男女のペン森生は諸橋近代美術館に入館した。
 館内は1階だけでそう大規模ではないが、サルバドール・ダリの奇妙奇天烈な一群の彫刻に度肝をぬかれる。竹馬のような細い脚をしたゾウ、腹に引き出しのあるミロのヴィーナス、ぐにゃりとした時計。ダリは天才か狂人かと戸惑うが、その発想はまるで暗雲の天空を行くように自由かつ、太陽からの光明があって陰鬱でもある。
 ぼくがほかに数回行った美術館は甲府の山梨県立美術館、箱根のポーラ美術館、熱海のMOA美術館などである。
 山梨県立はミレーの「種をまく人」を鑑賞したり、「種をまく人」のポストカードや書類ホルダーを購入するのが目的で毎年行く。ぼくはペン森や大学で若者がよきジャーナリスト・社会人になるよう、種をまいているつもりだ。ミレーのその複製画はの机の前にずっと飾っている。
 ポーラは梅原龍三郎、ルノアール、モネなどが目を楽しませる。山の地下に設備したこの美術館の光の加減は微妙な妙味に満ちて、気分が落ち着く。ぼくは出るときいつもあと1時間はほしいと名残が惜しい。
 MAOは世界救世教の教祖が創った施設。国宝の尾形光琳「紅白梅図」が有名だが、これは2月のみ公開である。広大見事な美術館だから宗教でないとこんな贅沢な造りはできないだろうと思わせ、エスカレーターのトンネルだけで200㍍以上もある。高さ200㍍の山頂に建てられているから見晴らしという天然の絵画に打たれる。
 ダリの諸橋美術館は「印象派と20世紀の巨匠たち」がいま、並行して企画開催中。ぼくは印象派も好きだから、この夏また行ってみようと思う。ペン森生もぜひ行くといい。自分の想像力や創造力の卑称さを思い知らされうんざりするけどね。それを自覚するためにも行くべし。
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この記事に対するコメント

確かに先生の机の前に、ミレーが飾っていましたね。そういった深い意味があると今知って、凄く納得しました。
【2007/07/25 02:48】 URL | らっしー #- [ 編集]


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