ペン森通信
『飯田線物語』は車なしでは
 自動車免許の高齢者講習を受けてきた。たまたまぼくは偶然にも以前通った教習所が会場だった。視力、ブレーキ反応、実車とまあ、形式的なものだが、これを受けたという証明書がないと免許の更新ができない。70歳以上になるとこれが義務になる。受講料6150円と高い。70歳以上の免許取得者は約600万人だから、けっこうな財源だ。

 その金がどこへ行くのかはまるで知らない。説明責任はないのだろうか。6150円も取るということは、高齢者はさっさとあきらめて免許証を返納してくれ、といっているようなものだよね。逆送したり、衝突したり、人をはねたり、高齢者の事故が近年、多くなっているから、最も有効的な対策は免許証返納にちがいない。

 ぼくも返納しようかとちらと考えた。だがいったん、6150円を払ったからには、もう取得したほうが賢明だろう。これから5年間、その免許証が身分証明書代わりになるわけだ。身分証明書代わりになる運転履歴証明書を発行してくれるというが、こんなことを知っているひとはすくない。知っていれば返納する高齢者も多いだろうに。

 でも返納は交通網の発達した都市に限られるだろうね。地方は車なしではすごせないところが多い。金融機関、病院、役場、買い物と日常のこまごました生活を支えるのは車である。長期休暇中、近所のおばあさんを郵便局につれていくためだけに車の免許をとったペン森女子がいた。若者が高齢者の足になるというボランティアもあるんだな、と感心したね。

 マイカーを手放したぼくはこれから旅先でレンタカーを運転することがあるかもしれない。基本は列車とバスの乗り継ぎ。11月初め三河に行ったのが最近の旅だから、列車に乗りたくてうずうずしている。次回候補は天竜川沿いのJR飯田線だね。古希プレゼントとして『秘境駅』という写真集をもらった。飯田線は車も通わぬ秘境駅の宝庫なんだよね。『飯田線物語』なんてルポ執筆にも気持が傾く。飯田線の沿線取材をはじめるとすれば、あまりの不便さに車が切実にほしくなるかもしれんけど。


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