ペン森通信
危険な安倍内閣を倒そう
未来のことについて「絶対ない」と安倍は断定する。その未来は相手あってのことであるから、こんな安定しない推測を断定したら作文ではペケだ。しかも安倍はオリンピック・パラリンピック招致プレゼンで福島原発は「アンダーコントロール」と公言した。原発は汚染水が海に流れているし、とても収束したといえる状態ではない。2020年の東京オリンピック・パラリンピックはその時点からミソがついて、今度はデザイン問題である。

世の中に絶対はない。ということを安倍は教わらなかったのだろうか。ましてや一寸先は闇と言われる政界に生息していれば、「絶対」があり得ないことを知らないはずがない。国民をたぶらかすための「絶対」語法だろう。でも国民は騙されない。安倍がそのときどきに自分に都合のよい言葉を弄して国民に嘘をついていることをみな承知しているからだ。「アンダーコントロール」と言ってから、この男は信用できないと勘づいていたのだ。

その点、安倍が天敵のように嫌っている本日の朝日は一面トップに「断言首相」と黒文字の見出しを掲げ安倍が安保関連法案の参院審議で「戦争 巻き込まれることは絶対にない」「徴兵制全くあり得ない 今後もない」「選手防衛いささかの変更もない」と副見出しで示した。国民がいぶかしく考えていることにずばり応えたいい記事だった。参院審議中とはいえ、ややヒマダネ風記事ではあったが、国民のもやもやを解く役割は果たした。

もやもやは集団的自衛権行使のあいまいさや、憲法解釈を一内閣の閣議で決定したことの意味が氷解したという意味ではない。法案のことが理解され、安倍は危険だということがより明確になったということだ。安倍が強い断定調で決めつければ決めつけるほど、国民の側には疑念が増し離反する。安倍の強弁は空疎で空回りして、作文の評価で言うなら、ほとんど絶望的に説得力がないCである。最近、余程の低レベルしかCはつけない。

ほぼいつも最高レベルのA評価をとる東大院生がいるが、かれの専門は万葉集だ。すぐには役に立たないことが勉強できるいまの日本は平和だと思っているが、じわじわと国家主義的な空気と締め付けが国立大学に忍び込んできたという。大学の管理が厳しくなったのだ。京大では政治的な問題を学内でアピールすることは学則で禁止されている。18歳から選挙ができるようになったが、ここでの政治向きの討論は制限されている。

安倍についてこのところ、独裁者とかヒトラーとか言われることもある。異論を認めないその性格的な特性のせいだろう。ヒトラーは政敵を殺害するが、安倍はそこまではしないだろう。ヒトラーはワイマール憲法下で民主的に選ばれた。国家社会主義ドイツ労働者党を率いた。安倍も民主的に選ばれたが、戦後どの総理も手を出さなかった憲法に手を出して勝手に解釈を変更した。憲法学者のほとんどが憲法違反と断じても強行採決した。

その執念というか、恐ろしさには、国民の理解はなくても、という独断的な匂いがぷんぷんする。長州人らしい観念右翼である。われわれは最も権力与えてはいけない人物に権力を与えてしまったようだ。まだ遅くはない。安倍内閣を倒せ。







スポンサーサイト
内定辞退が続出するだろう
 今週は金曜まで5日間連続で作文の直前特訓である。採用試験が8月1日から3日に集中しているからその直前の特訓。マスコミの採用試験は例年春と秋に実施されているのでそれに合わせて毎年実施してきたが、今年は採用試験が4カ月あとにずれ込んだために7月末にずれたわけだ。朝日は8月下旬にも試験が実施されるがこれが従来の秋採用だろう。学生が大いに戸惑った今年の採用試験改革である。経団連が音頭をとった。

 もちろん、大学も困った。経団連ル―ルの威光を受けて大企業は8月実施が多いが、外資や中小企業はそんなこと知ったことかと早めにすませた。だから採用は二手に分かれ、主力はこれからが本番だ。先に内定を出した企業は内定辞退が続出するだろう。大学によっては学生のために内定の断り方の講習をするところもある。経団連に従ったように見せかけてインターンシップで目をつけた学生に内定だと耳打ちした社もあった。

 ずるいというか、賢いというか、経団連ルールを無視する企業は大マスコミにもある。よそが内定を出しているようだからうちも急ごう、という焦りだ。マスコミ人は本能的に抜かれるのが怖い。先に内定を出した企業に抜かれたような感覚に陥ってインターンシップ学生につばをつけたみたいだ。ペン森生で内定をもっている20期生は5人。いまだに8月に向けて対策怠りないのは、内定した企業には行かない可能性があるということだ。

 内定辞退は学生には気苦労の多いことだろう。こういうことを強制するとは、社会はなんとむごいことを強いるのだろうか。断りきれない気の弱い学生もいるだろうに、と思う。面接で御社が第一志望です、と嘘をついた者が勝ち、という濁った矛盾を当たり前のようにわれわれは受け止める。どういって断ったらいいのでしょうか、と相談されることがあるが、ほかに行きたいところがあるので、と正直にに言えばいいと助言する。

 嘘をつくのは泥棒のはじまりと親にさとされたものだがこの際、職業選択の自由を盾に自己主張を貫いてみるのもいいだろう。言いなりにはならない、という生き方の姿勢も大切なことだ。不正会計という粉飾決算でゆれている東芝には上司には逆らえない、という企業風土があるとメディアは報じているが、上司には逆らえないのが企業内の風土というもので、東芝だけの問題ではない。上司に突っかかって出世した者は見たことがないよ。

 日本で原発がつくれるのは東芝、日立、三菱重工の3メーカーだけ。シャープがほとんど虫の息状態なのでつぎは東芝かいうひともいるが、原発は停滞してもこの企業はしぶとい。沈滞するアメリカが日本に一部の肩代わりを求めたのが安保法案だろう。東芝はアメリカ同様下降線をたどっていくかもしれない。アメリカとは逆に相対的に地位が向上したのが中国。でも経済が怪しくなってきて、末はシャープか東芝かという感じ。

 直前作文特訓で判断するとペン森生は作文がかなり高レベルである。それでもぼくがネタ場へ行けと言っても腰を上げなかったことを悔いている受講生もいる。今年は採用試験が後ろにずれた分、対策時間はたっぷりあった。と言って、やはり目の前になるとあわてる。シャープや東芝に似て後悔先に立たずだ。  

 

 

日本政治に梅雨明けを!
東京も梅雨明けだ。公園ではすでにみんみん蝉が鳴いている。7年間土中にいた蝉はわずか1週間の地上生命を惜しむかのように一斉に鳴きつのる。近年は夜遅く通りかかっても明るい街路灯のせいか、みな睡眠もとらずに鳴いている。やがて蝉の声と秋の虫の声が重なるころになると、20期生の就活にも片がつきペン森は10月中旬には20周年記念パーティーを終えているだろう。そうして新たな気持ちで21期生をむかえる。

21期生は予約が2人いる。東外大と慶応生のいずれも女子。女子は慎重な分出足が早い。遅きに失した感があるのが20期生の一部と首相安倍の東京オリンピック・パラリンピック白紙宣言。安倍の白紙宣言は安保法案の強行採決で支持率が下がり出したため、反対が8割を占める新国立競技場建設の全面やり直しで明かに反転をねらった。毎日が支持35%(19日付)、朝日が40%切り(20日付)と急降下しているから安倍は不愉快だ。

安倍嫌いのぼくは当然支持しないが、まあ好き嫌いで政治を判断してはいけない。が、情としてはわかってもらえるだろう。その安倍が尊敬するのは、ぼくらが学生時代総理だった祖父岸信介と郷里長州(山口)の幕末期の革命行動家吉田松陰だという。NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』は松陰の妹文(ふみ)が主人公だが、視聴率は上がらない。なぜ資料の乏しい文を主人公にしたかと言うと、安倍の出身地だからという説がもっぱらだ。

これが単なる勘ぐりとしても、ときの政権に弱いNHKであれば納得がゆく。とくに安倍が権力を握ってからのNHK会長や経営委員の人選をみると、NHKが安倍に媚びていることがよくわかる。安倍が尊敬する吉田松陰は世田谷の松陰神社に何回も行ったからぼくはきらいではない。ついでに言えば『永遠の0』を書いた百田尚樹が安倍と親しいのでNHKの経営委員に起用されたと知ったとき、『永遠の0』で涙したことを悔んだ。

作品と人間の考えや思想とは別だとはわかってはいても、ぼくはペン森生にこれを読むように、と強く勧めた身だから、そこは感情的にならざるをえない。だが安倍も好きな吉田松陰は恥ずかしながら特別扱いにせざるをえない。松下村塾の『飛耳長目』はペン森のモットーでもあるからだ。正確な情報を自らの手で集めそれに基づき行動せよ、と説いたのが松陰。それに基づき書け、というのが作文のペン森である。要は観察に鋭敏たれ、だ。

長州はしばしば観念論が先走るといわれるが、安倍もまた観念右翼のようなところがある。安倍の国家主義的な傾向はどこで育まれたのだろうか。大和魂の吉田松陰よりもA級戦犯、岸信介の影響のほうが大きいだろう。吉田松陰は中江藤樹を日本における学祖とする陽明学の流れをくむ。兵学山鹿流の山鹿素行、浅野主君の仇討ち大石内蔵助、私財をなげうって飢民を救おうとした大塩平八郎の系統だ。「思いこんだら命がけ」の流れである。

けさ杖をついて歩いていたら最寄り駅の改札の近くでチラシを手渡された。「歩きスマホは危険です」と書いてある。スマホはもってないし、杖をつきのじじいガ歩きながらスマホを利用すると思うのかい、と聞きたくなった。とにかく左手に傘右手に杖の梅雨が明けてよかった。日本政治の梅雨明けは来るのだろうか。来させねばならない。





へんな空気が支配しはじめた日本
安保法案、原発再稼動、新国立競技場はいずれも反対の声が高いが、安倍政権のもとで実現しそうだ。ぼくはこの動きから太平洋戦争末期の戦艦大和の片道特攻を連想する。名著山本七平の『「空気」の研究』によると、大和の出航は無謀であるとだれもがわかっていた。なのに片道燃料の沈没覚悟で太平洋へ出撃してゆく。理屈では無理だとわかってはいても一方へ流れる空気が醸成されると抗しきれなくなる。いまの日本にその空気を感じる。

 安保法案は説明不足ととらえている者がマスコミ各社の調査で8割にのぼる。安倍政権は本日15日に政権が法案を衆院委員会で強行採決し16日にも本会議で採択して参院に送るつもりだ。自衛隊がアメリカの戦争に加わってドンパチをやろうという憲法学者が指摘する憲法違反の法律である。平和主義日本の大転換だが、これをNHKはやはり中継しないという態度であった。ブレーキ役の公明党もやはりアクセル役にすぎなかった。

 自民党は有権者の過半数が投票した党ではない。24%の得票によって成り立っているだけだ。日本は4分の1弱支持の党首が天下を統べる、という国なのだ。さらにこの党首は感情的で軽い。安保法案だけでなく原発再稼動の動きも沖縄・辺野古同様、安倍は聞く耳をもたない。これだと思いこむと他が見えなくなるタイプだ。一国の総理大臣の器ではない。2度目の総理になったときあのひとは怖い、とだれかが言った。そのとおりだった。

週刊現代によるといまや味方だったはずのネトウヨにまで批判されはじめた。週刊現代はネトウヨをだしに使って安倍批判をしているのだが、ついに朝日、毎日、東京だけでなく週刊誌まで批判に乗りだしてきた。安倍が安保法案を説明しないのは自分自身法案をよく理解してないのかもしれない。国会答弁は官僚が書いた答弁を読むのがならわしだ。 自分の頭で考えに考えて言葉を発するのではない。理解なき自衛隊員はばかばかしいだろう。

非難ごうごうの新国立競技場もまた強硬に建設にとりかかるのだろう。2020年のオリンピック・パラリンピックは誘致前復興オリンピックと言っていたが、いまや復興のふの字もない。オリンピックは金が動く。胡散臭いところがある、とほとんどの人が気づいている。ぼくはこんなに税金を食って、なおかつ維持費のかかるオリンピックなんて返上すべきと思っている。世間の空気は20年に向かって一斉に流れているように見える。

オリンピックは特攻精神で開催するものではなかろう。返上すべきなどと言うのは非国民的な異論と非難する向きがあるかもしれないが、ぼくは非国民で結構だ。安保法案が成立したら非国民という死語が復活するかもしれない。男の子をもつ親は気が気じゃないだろう、戦争に行って人殺しをしなければならなくなるかもしれないからだ。自衛隊員も高齢化して機敏な能力は低下するし、応募者減から徴兵制移行になるのは目に見えている。

安倍を総理にしたのは日本国民だが、本日は「まだ民主党のほうが平和でよかった」という意見を訪ねてきたペン森OBが言った。ぼくはかねがね民主党は最低と発言してきたので、これには虚を突かれた。たしかに安倍よりも民主党のほうが戦争とは遠い。民主党なら集団的自衛権を内閣で自由に判断するという方策は思いつくはずもない。



 

気がかりな日本の未来
 読売、産経は安倍応援団で朝日、毎日、東京はその逆の立場である。安保法制をめぐって主張、論調は対立するが日経は間をとって法案修正派である、というのが世間の通り相場になっている。ペン森は青変わらず朝日の採用試験を受ける学生が多いが、読売や東京(中日)も徐々に人気が出てきたように感じる。読売は論調に賛成しているわけではなく、ペン森出身の読売記者がESや作文を懇切丁寧に指導してくれるからだ。

東京は原発反対と反権力が好感をもたれているようだ。ペン森生は一般の学生よりもはるかに新聞を読んでいると思うが、ぼくのような古い記者経験者からしてみるとそれでも物足りない。だいたい新聞を読まずにネットで調べてすます者さえいる。過去の新聞も簡単手軽にスマホで読める時代になっているのだ。ぼくが採用試験を受けたころはESとは言わず、志望書と言ったように記憶している。短い記入でも結構時間をかけて練りあげた。

半世紀以上昔の当時はまだ日本企業は終身雇用花盛りであった。どこに入社するかは一生を左右する一大事業だったのである。新聞社の大手は年1回たしか10月に朝日、毎日、読売、産経、日経にNHKが同日試験だった。商社も新聞社に内定しているなら、とすっぱりあきらめてくれた時代である。ぼくは1社しか受けてないが、もし落ちると次の年まで待たねばならなかった。中央官庁に避難してから受け直す者もいたのころである。

ぼくが新聞記者になったころすでに新聞の退潮がはじまっていたのではないかといまになって思う。あるいはそのころが頂点だったのかものかもしれない。しばらくして毎日新聞は破産して新社が旧社の負債を引き継ぐ形で再生した。毎日は、1回はつぶれた会社なのだ。ペン森は新聞志望者が20期生も多いが、産業的には絶滅危惧種に分類される業種だろうと感じる。体質はどこも古いし、新聞を読む読者は減少するばかりだからだ。

ぼくの時代、大学進学率は10%に満たなかったが、現在は50%を超えている。それでも国際的には低いほうだ。地方から大都会の大学に進学して1人暮らしをはじめると新聞購読をしないのが普通である。外国は日本みたいな大部数は発行してない。駅売店や街中のスタンドで買うのだ。日本のように家まで配達してくれる販売店はない。独自の配達システムのおかげで日本の新聞は生き長らえているという側面がある。

問題はネット時代に新聞が対応できるかどうかだ。読売は紙の新聞にこだわっているが、時代遅れを悟ることになるだろう。電子版の時代が必ずやってくる。朝日、日経、産経はデジタル化に熱心だ。デジタル化に人材を投入する新聞社が残っていくにちがいない。ニュースを発信する記者も残るだろう。記者がいなければ電子版もできない。安保法制をめぐる新聞の色分けもそもそも表現する記者が存在感を示すからこそできることである。

いまの若者はネットで調べるのがきわめて巧みだ。その代わり漢字はよく間違える。ネットは結論にいたるプロセスが省かれるから、思考力が鍛えられない。この若者たちが次の時代を背負うことになるが、優しくて強くない彼らが権力に歯向かう勇気があるかどうか。ぼくは安保法制に反対だが、現在の若者が担う日本の未来は安保法制と同様気がかり。










沖縄の抵抗の歴史を知れ
 ペン森はマスコミ塾らしく、このところ時局問題の議論が盛んだ。昨夜は安保法制から自民党の報道圧力、沖縄問題まで広がって熱がこもった。沖縄に関してぼくはごく少数派と思うが独立論者である。スコットランドのように独立の可否を問う住民投票をやってみたらどうだろう、と考えている。日本に帰属したいという住民の得票率が高いだろうが、それだけでもいいのだ。日本国民の沖縄についての関心の度合いはかなり上がるだろう。

 たまたま昨日30日は米軍ジェット機が小学校に墜落して児童など17人が死亡してから56年に当たる日だった。ペン森を開設した1995年は米兵による少女暴行事件で沖縄が憤怒した年である。沖縄に米軍基地があるのはサンフランシスコ講和条約で日本の独立を認めるのと引き換えに沖縄に米軍の基地を置いてもいい、ということになったからだとされる。それ以来沖縄は米軍基地を押し付けられてきて、今日にいたる。

 沖縄は琉球処分に遭った抵抗の歴史もある。琉球王国は小さな独立国だったが、1609年に薩摩藩が侵攻して薩摩藩の支配下になる。1871年の廃藩置県のあと琉球藩とされるが、明治政府は明治の年号使用、清国との通交を絶ち、藩主の上京を迫る。だが日本に屈服しなかった。明治政府は79年についに武力介入して、廃藩置県を通告し、首里城の明け渡しを命令する。これが琉球処分。こうして沖縄県が誕生する。

 日本政府は辺野古基地移設に抵抗する沖縄に対していらいらして一気に沖縄処分にまで持っていきたいだろう。だがいくら安倍が異論を封じたいからと言ってもそうはできまい。日本でもすでに民主主義が醸成されている。沖縄が450年間独立した王国だったことを思い出して独立を問う住民投票をおこなうと決めたらどうする? 自衛隊による武力介入、まさか。翁長知事のように「ここは日本ですか」と沖縄県民は聞きたくもあろう。

 20期女子に沖縄フェチがいるが、16期女子にもいた。16期女子は八王子からバイクで東京港まで走ってフェリーに乗って渡り、半年間住んだ。米軍基地拡張かなんかで座り込んで反対する村民に混じって夜も座り込むなど本格的に活動した。ペン森卒業式で男子の群れに入り込んで話していたが、「わたしの処女喪失の話ばっかり」とむくれていた。なに自ら「ワン・ナイト・ラブでボランティアの男とできたの」と話題提供したからだ。

 ぼくは2回しか行ってないが、雨に降られてびしょぬれになったことと屋根の大きいお墓の立派さだけが強く印象にある。そのとき、ひめゆり部隊の生き残りのひとから辛苦の体験をきいたが、語ってくれたその女性も去年亡くなった。こうして歴史は転回してゆき、やがて沖縄が450年間独立王国であったことを忘れ去るようにすべては過去になるのだ。だが、お墓は王朝時代をしのばせ、やはり沖縄が独特の文化圏だったことがわかる。

 沖縄の文化を尊重するゆえにぼくは沖縄独立論者である。中国では沖縄は中国の島だと主張する者がいるらしい。昨夜もじゃあ尖閣列島はどうなる、といった質問が出た。沖縄のひとの住民投票で選ばせればいいではないかとぼくは思う。帝国主義時代の領土という縄張り意識が消えないから国家間の紛争も消えないのだ。











プロフィール

瀬下先生

Author:瀬下先生
FC2ブログへようこそ!





最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する