ペン森通信
あすとあさっては待望の休みだ

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ぼくにはJDやJKが効果的です
 このブログはしばらく休んでいた。「お元気ですか。「ブログが更新されてないので心配です」という問い合わせが方々からあった。PCの不具合によるものだった。先週、16期の朝日女性記者が来て正常に戻してくれた。ぼくはそれなりに元気だ。それなりというのは高齢者並みということである。先週土曜日、44歳でなくなった5期生を「偲ぶ会」が開かれた。かれが2期生から5期生まで4年間ペン森に通ったので3期生の出席が多かった。ぼくが元気はつらつだったころの大学生である。ぼくは当時に戻ったような気になっていたのだろう、きのうの朝うちから道路におりる5段の階段を踏み外してしまい、鉄製の門扉に前頭頂部をぶつけて止まった。

 隣の若い奥さんが大きな音に驚いて飛び出してきてわが家に急を知らせてくれた。杖なしで階段を降りようとして、転倒したのである。あ、倒れるな、と思ったが、そのまま門扉にぶつかった。血がたらたらと流れ、階段に落ちたが、これは脳梗塞後定期的に血の流れをよくする薬を飲んでいるかから、おおげさに流れ落ちるのである。ぼくは気持は若いつもりだが、やはり年老いている。僕の老衰ぶりに久しぶりに会った教え子たちはさぞびっくりしたであろう。それでも女の子にはまだまだ興味がある。体験受講に女の子が申し込んでくると、どんな子だろうと興味は尽きない。

  男性の年寄りはいくつになっても女の子に興味がある。中には女の子よりも熟女のほうがいいという男もいるが、ぼくは断然女の子である。それもJDないしJKだ。JDは女子大生、JKはご存じ女子高生。高齢者が異性に興味と関心があるのは、長生きのためによいと医学的に証明されているそうだ。するとぼくは長生きする。しかし、これ以上生きていても仕様がないな、という考えもないではない。料理を担当してくれていたペン森の同年齢の相棒は肺炎で入院していて、ぼくは朝買い物をしてそれを背負ってくる重量がどんどん耐えれなくなってきた。利用する地下鉄は階段が多く、エレベーター、エスカレーターが少ないのだ。

 地下鉄は脚の不自由な高齢者には向いてない。高齢者3割引きのJRジパングの更新連絡が来ているがどうしようかと迷っている。ローカル線の駅でも最近はエレベーターが付いているところが多いが、それでも遠方に行くのはおっくうだ。孫娘とも旅することはなくなったし、ましてやペン森の若い娘は相手にしてくれない。まったく人畜無害な老人なのに、少しは男として認め期待しているのだろうか、と思う。頭の中では妄想たくましくするけど、害はまったくありません。そのへんを汲んで昔みたいに旅友になってくれる女子はいないのか。あれだけESに弱者に付き添うと書いているのにぼくにはちっとも恩恵がおよばない。

 合宿の要望があるが、ぼくは八王子セミナーハウスは手すりがないので無理だ。あそこは手すりの必要でない若者向きである。もともと多摩丘陵地帯という丘陵に造ったセミナーハウスだし、老人が来るとは想定していなかった。棟と棟をつなぐにも坂だから、若者の利用しか考慮してないのは明らかだ。ペン森の女の子が手を引いてくれてもぼくは行かないよ。たった5段の階段で転ぶくらいだから、あそこへ行ったらい生きて帰れないかもしれない。だから合宿はぼく抜きで頼む。


























 



トランプも所詮は縄張り好きな男だ
日曜夜7時半からのNHK総合『ダ―ウインが来た!』は5日も見た。アルプスに住むリスの縄張り争いを描いていた。縄張り争いはなにもリスや他の動物だけでなく、人類も歴史上繰り返してきた。いまやトランプ爆弾が世界の話題の中心になっている。トランプがおれの縄張りに手を出すな、イスラムは来るなという威嚇に世界が驚愕している。おれのしまに来る者はい出すという。領土問題というのは縄張り争いの最たるものだ。

アメリカは世界中の縄張りの大部分を占めている。もちろん日本はその一部である。どころか、植民地だとこの間きた米軍基地を抱える支局の若者が言っていた。ということは、日本もトランプの縄張りということだ。10日に日米首脳会談があるが、トランプは日本の首相は同格とは思っていないだろう。あんなにご機嫌をとろうとするのだからやはりポチだ。安倍首相は、世界で唯一難癖をつけない首脳である。

トランプと仲良くなったからと言って自慢できることはなにもない。日本は第二次大戦が終わる際、北にはソ連、西はアメリカが占領する、という話があったらしい。ドイツみたいに東ドイツと西ドイツに分割したようなものである。ソ連という国家はすでに消滅して、ロシアとして残っている。ロシアのプーチンが訪日したときテレビの中継がやかましかった。北方4島全部ではなくても返され日本の縄張りが増えると期待された。

仮に2島が返還されるにしても喜ぶのは日本よりもアメリカだろう。属国の縄張りが増えると言うことは自分の縄張りが増えるのと同じで、返還された島に米軍基地をつくればロシアににらみがきく。いまのところ、プーチンとトランプは気が合いそう、ともっぱらの噂だ。もし2人がケンカごしの仲だったらドンパチでもはじめるんじゃないかと世界は固唾をのむにちがいない。ESの殺し屋連中はトランプをどう思っているのだろう。

わが安倍はトランプに反抗しないのでお気に入りの首脳になりそうだが、自分で国を守る装備を整えろ、と迫られたらその準備はしています、とでも答えるのだろうか。なにせ、日本はプルトニウムを48トンももっている(2015年現在)。長崎に落とされた原爆6000発分である。原爆の材料プルトニウムは原発の核ゴミの再処理で生みだされる。日本は核兵器をもちたいために、もんじゅを維持してきたのである。

もんじゅは20年以上もほとんど稼働しないままだったが、政府は高速増殖炉の実用化を目指す実証炉の開発に乗り出すらしい。「日本はプルトニウムをもっているから核兵器はでも出来ますよ」とでも安倍はトランプにアピールするのだろうか。物騒なプルトニウムを貯めこんでいるのは日米原子力協定でアメリカが認めているからだ。「あなたの国が認めているのです」と威張ればよい。トランプイメージはトランプの敵メディアが形成した。

日本な対米従属の国である。アメリカから見れば無理難題でも従ってくれる子分である。トランプはゴルフのスコアをごまかすずるい男と言う声もあるから、安倍はそういうときは毅然と文句を言わねばならない。日本はあなたの縄張りではない、と開き直れと国民の1人として注文をつけておこう。



トランプのばばを引くのはどこだ
トランプにはばばがつきもの。20日に米大統領になるトランプのばばを引くのはどの国だろう。中国とメキシコと日本がさしあたりばば候補じゃあるまいか。トヨタ自動車のメキシココのカローラ工場をまずやり玉に挙げた。トヨタが来ると期待していたメキシコもがっかりだろう。メキシコからの移民流入を防ぐため壁をつくると吠えていたトランプは大統領に就任してからもこの姿勢は崩さないだろう。偏見と不寛容に満ちた大統領だ。

最もばばを引くのはアメリカだ。アメリカ第一の自国優先主義がこの現代社会で通用するはずもない。人、物、カネ、情報が国境を越えて容易に行きかう時代である。2期生の女子の1人はトランプタワーの中に本社のある会社でバイトだかインターンシップだかをやっているが、トランプ流に言うなら東京に支社のあるアメリカ企業はトランプタワーから追い出せばいい。トランプは外交や国際関係を得か損か、味方か敵かの尺度で見る。

いつか彼はいつか現役中に暗殺されるかもしれない。なにしろアメリカは暴力で開拓した国だ。トランプにも暴力の匂いがぷんぷんする。そのおっさんに核のボタンを託すのだからせ世界はひやひやものである。そもそも世界に影響力を及ぼす最強国の最高指導者を選ぶのにどうしてアメリカ国民だけがその権利を有するのか、日本は実質的に軍事的にはアメリカの植民地だし植民地にも選挙権を与えろ、と叫んでもよい。

感情的なパワーが国を動かすのは韓国だけじゃない。アメリカ人も結構感情の起伏が激しい。8期生の女子は高校時代か中学時代アメリカの学校に通っていたがその折、ビルにジャンボ機が突っ込んだ同時多発テロが発生した。すると学校ではアメリカ国歌をこぞって歌いはじめたという。その自国主義の激情に彼女だけはどうしても従えなかったという内容の作文を書いていた。トランプも自国だけが大切で自国に利しない他国はどうでもいい。

このまま世界中が反グル―バル化の姿勢を貫くようになったら戦争しかない。戦争は必ず平和のため自国大事のために起こることを考えれば、歴史の必然は戦争ということになる。現代は民主主義が悲鳴を上げている時代だが、この悲鳴が悲痛な鳴咽に変わる恐れもあるのだ。戦争なんてありっこない、とだれが言えるだろう。世界中が右傾化あるいは暴力化の傾向にあるし、われわれ日本人は70余年前を忘れて平和をむさぼってきた。

ぼくは平和ボケという悪口が嫌いだ。どうして平和であることにボケてはいけないのかがわからない。こんなありがたい境遇をかつて日本人が味わったことがあったろうか。性善説という言葉も好きではない。人を疑え、そこにつけ込む詐欺がある。人には悪い癖もある。でも総じて特に日本人は平穏な争いごとが苦手な国民性をもっているだろう。戦後形成された良好な国民性であるが、アジアの一部では日本人は残虐な民族だ。

この残虐性がいつまた目を覚ますかわからないが、目を覚ますとすればトランプの影響だ。日本人は災害に見舞われるたびに再建を図り、なにごともなかったかのように復活してきた歴史がある。トランプが万が一戦争を引き起こしたら、これは災害の一種だと達観するわけにはいくまい。




学生には未来が開けている
ペン森のある神保町まで京王線の自宅最寄り駅から準特急に乗って、笹塚で急行に乗り継げば乗車時間40分で着く。ところがこれを利用すると新宿についてしまう。居眠りして笹塚を通り過ぎてしまうからである。だから、乗車ほぼ1時間の快速か区間急行煮ることがほとんどだ。いま井上靖の『蒼き狼』を再読しているが、うとうととして本を落としてしまい、そのままにして新宿に着く。幸い神保町を行きすぎたことは2回しかない。

井上靖は何回もノーベル文学賞をもらうのではないかと国内ではうわさされ、毎年記者たちが自宅前に群がった。静岡の三島に井上靖文学館がありそこに16期生につれていってもらったことがある。その16期生は東大柔道部出身、旧制金沢高校で柔道に取りくんだ井上には寝技の旧帝大柔道を継承する身として特別の愛着があったらしい。ぼくはぼくで、井上とは顔見しりだし、ましてや同じ毎日新聞の記者の大先輩でもある。

『蒼き狼』は井上が得意とする西域もので、モンゴルのジンギスカン(成吉思汗)の生い立ちから描いている。ぼくは昔読んだが、ふたたび読みはじめた。いまジンギスカンは20代で部族間の争いを繰り返している最中だ。まだモンゴルの支配者、カン(汗)にはなってない。本名の名前、鉄木真(テムジン)と呼ばれている。真田幸村が源次郎と呼ばれていたのと同じだ。これから汗になりモンゴル部族を統率してって世界に遠征していく。

最近は学生のほうから井上文学館に行ったことがないなら行きましょうよ、と声をかけられることがさっぱりなくなった。それだけでなく学生が歴史的な現場へ行くことがなくなった。作文に書くのは小中高時代の古い記憶だけであるから、すぐにネタが尽きる。だから発見がない。恥ずかしながら、ぼくも78歳の老人になったせいか、このブログは古い話がほとんどだ。それでも78年の歴史があるから昭和を語っても説得力があると思う。

ペン森だけでも21年がすぎている。老人は先の見通しよりも考える尺度は過去にある。本日ペン森に来る途中市ヶ谷で人身事故があって、京王線と都営新宿線の乗り入れは新宿でストップした。バスタからタクシーに乗った。運転手は北海道・小樽出身の60代だったから昔はよかった式の話題で盛り上がった。ぼくは南九州だから真反対の位置にあるのに地球温暖化はどうなるのだろうと妙に話が合った。今年北海道は台風や大雪に襲われた。

 温暖化現象は来年改善されるわけではなくもっとひどくなるだろう、というのが2人の老人の一致した意見。ましてや二酸化ガス排出の多いアメリカは次期大統領のトランプがパリ協定に反対し、中国も北京は子どもを外で遊ばせる空気ではないと言うから、先行きは暗い。日本も経済の発展期公害に悩んだ経験があるが、清潔民族ゆえあっさりと乗り越えた。いまでは公害防止機器を中国に輸出して稼げばいいのでは、という声も強い。

 『蒼き狼』からとんだ方向に展開してしまったが、要は学生はもっと歴史的な現場へ足を運んで奥行きのある作文を書いてくれということ。本も読んでほしい。歴史にもなじんでもらいたい。学生には未来が開けているんだぞ。蒼き狼を目指せ





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